機能不全家族の中で育ちました

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こんにちは
心理カウンセラーのなぎです。

今回は、私のことをお話したいと思います。

私の父は、パチンコがやめられないギャンブル依存症でした。休日はもちろん平日も毎日仕事帰りに閉店までパチンコをしていました。お金が無くなると平気で生活費や子供だった私の貯金箱からも持っていきました。
大人になってからも自分の部屋にお金を置くと持って行かれました。
母は、文句を言いながらもそれを許してきました。共依存だったのです。

両親には何度も裏切られながら、でも自分の親を信じなければと思い込み苦しみました。

私が結婚して家を出て十数年後、父が家を抵当に入れギャンブルのための借金をしました。当然返す見込みはありません。両親は離婚しました。

離婚後、父に共依存していた母は、私に依存してきました。その依存は強く、私の家庭を壊しかねないほどでした。
その時、本当は精神的な問題を抱えているのは母の方で、父は追い詰められて逃げていたのかもしれないと思いました。

母の依存はますます強くなる一方で、それに耐えきれずとうとう私は心身ともに不調になり、「死んで楽になりたい」と思うようになってしまったのです。そしてカウンセリングや心療内科に通うことになりました。

そんな時、知人と話をしているうち私の今の状態が話題となりました。しかし、今まで友人や夫に話しても拒否されるか話をそらされるかだったので、躊躇しました。
ですが知人は、いろいろ苦労されている方なので勇気を出してお話をしました。
「あなたは悪くないよ。よく頑張ったね」その言葉で、自分を肯定してくれたと思い嬉しくて涙が出ました。

どん底だった私の心は、それから少しずつ上向きになっていきました。
心が傷ついた期間が長ければ、治癒するのにも時間がかかります。私も知人の言葉を聞いてから精神的に安定するまで10年以上かかりました。

私が今言えることは、
「その人によって時間のかかり方は違いますが、今暗い場所で迷っていても、必ず出口はあります。そして今経験していることが、あなたの人生においてプラスになります」


これからも、相談様の心に寄り添い一緒に考えられるカウンセリングを行いたいと思います。

拙い長文を読んで頂きありがとうございます。


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