ご覧いただきありがとうございます。
前回に引き続き、本のご紹介です。
2冊目
[書名]
あなたはネットワークを理解していますか?
インターネット時代に欠かせない根っこの知識が確実に身につく!
[出版社]
サイエンス・アイ新書
[著者]
梅津 信夫
[発売]
2014年
[解説]
前述の書籍と同じ著者がネットワークについて解説している内容です。
実はこの本を読んだことがないのですが(!)、Amazonで何ページか試し読みができたので、そちらを読んでみました。
ネットワークの仕組みだけでなく、その成り立ち、歴史や背景も含めて改正説しているようです。
私自身は著者の文体/言葉遣いが好きなので、ちゃんと読んでみようかと思いました。
(あくまでも個人の見解です)
3冊目
[書名]
ユビキタス・コンピュータ革命―次世代社会の世界標準
[出版社]
角川oneテーマ21 新書
[著者]
坂村 健
[発売]
2002年
[解説]
約20年前にこの本で書かれていたことが、実際に実現しています。
詳しい内容は忘れてしまいましたが、
センサーネットワークが発達し、あらゆるモノがネットワークに繋がる世界になる、という話だったと記憶しています。
本書ではそれを確か「ユビキタスネットワーク」と定義していたのですが、
著者はどちらか「どこでもネットワーク」という、もっと簡単な言葉を広めたいようでした。
今では一般家庭でも当たり前にインターネット常時接続が定額で利用できますが、2002年あたりというと、ようやくISDNの常時接続やADSLが出始めた頃ではなかったかと記憶しています。
携帯電話に至っては、スマホなどなくいわゆるガラケー・折り畳み式が主流です。また、ケータイ向けインターネットサービスが始まっていましたが、基本的には従量制で、「パケ死」なんて言う言葉もありました。
これは、ケータイでネットを使いすぎて、膨大な通信量が請求されてしまった、ということを表します。
また、ケータイは常時接続ではありませんでした。
それがいまや、ケータイは4Gが普及したことで常時接続は当たり前になりましたし、一般家庭も光回線が多いです。
また、スマートフォンどころか、もっといろいろな機器がネットワークにつながっています。
いわゆるIoT(Internet of Things)、モノのインターネットです。
これが実は、2002年に坂村さんが言っていてた「ユビキタスネットワーク」の姿です。
そんな感じで、2002年に書かれた『コンピュータの発展で未来はこうなる』という話がメインだったと思うのですが、実際に実現していること、まだ実現していなことを思い浮かべながら読んでみると、おもしろいのではないかなと思います。
(あくまでも個人の見解です)
4冊目
[書名]
痛快! コンピュータ学
[出版社]
集英社文庫
[著者]
坂村 健
[発売]
2002年
[解説]
内容については、1冊目に紹介した『あなたはコンピュータを理解していますか?』と同じく、コンピュータの仕組みを解説する内容のようです。
著者は先ほどと同じく坂村さんです。
実はこの本を読んだことはありません。
文庫本ですので、読みやすそうです。
対象読者も専門家向けではなく、噛み砕いた書き方をされているのではないかと思います。
私も一度、読んでみようかなと思っています。
(あくまでも個人の見解です)
気になった本はありましたでしょうか?
いろんな書評を参考にしていただいて、
コンピュータの入門書も読んでいただけたらと思います。