管理栄養士として、食の大切さを実感した日。

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本日は3.11で東日本大震災から
私は今は、大阪に住んでいますが、
当時は、神奈川にある介護施設に勤務していました。


ありがたいことに建物が崩れることや津波の影響はありませんでしたが、
停電で15時から21時まで電気がつかなかったのです。

その介護施設は、IHの電子調理機器でした。
温かいお茶を出すことも、
炊き立てのご飯を炊くこともできません。

当時主任は、研修で1日不在。
食事管理の社員は、新卒の私1人しかおらず
114名のご入居者様の夕食をどうするか、食事提供の方法は私が責任をもってきめないといけない状況にありました。

保存食を事務の方と倉庫から探したこと、
暗い厨房から懐中電灯で必要なものをとり、
非常灯やランタンで照らしながら、
缶詰のお粥と魚を食器に入れて、
施設長をはじめとするスタッフと食事を2~5階まで運んで提供したこと。
そんな冷たい、おいしいとは言い難い食事でも
ご入居者様は、ありがとうと言って喜んでくれたこと。

一生忘れることはないと思います。

食が生きることにつながっていると心から感じ、
食の大切さを実感した原点です。

これからも食が生きること、人生を変えることを
管理栄養士として、伝えていきたいと思います!

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