お陰様で今月からココナラのランクがプラチナになり、相談の数も以前に増して増えて来ました。
お話しさせていただく方の大半がまだ物販を始めたばかりの方や、ほとんど売上がない方なのですが、相談内容にはいくつかの共通点があります。
その中でも、
「広告をかけているけど全く効果がない」
「広告の運用方法を教えて欲しい」
という相談がとても多いと感じています。
Amazonに限らず広告は積極的に活用するべきで、販売を開始したばかりの頃は露出が少ないので特に重要なのですが、広告をかける為の準備が出来ていないケースが本当に多いです。
例えばTVでも頻繁に目にするCMがあると思います。
RIZAPのCMなどはとても印象的で、たった数十秒のCMを見ただけで「通えば自分でも痩せられるかも」と思う人は本当に多いですよね。
RIZAPのCMには素晴らしい点が多く、これだけでブログが書けてしまいそうなのですが、そこはひとまず置いておくとして、重要なのはCMの内容と実際のサービス内容が一致しているという点です。
私は実際にRIZAPに通ったことはないので、あくまで利用者の声を元にした仮説にはなりますが、「CMでイメージしたような結果が得られた」もしくは「予想以上の効果があった」と感じた人が多いからこそ、今でも多くの方から利用されるサービスなのだと思います(最近ではchocoZAPの勢いが凄い...)
CMの効果はまさにここにあって、まずは多くの方にサービスを認知してもらい、次に実際に商品を購入してもらう。そして内容に満足した方がリピーターになったり、口コミでサービスを広めてくれたりという大きな流れに発展していきます。
ただし、ここで重要なのは「いくらCMの内容が素晴らしく、多くの方に見てもらったとしても、肝心の商品がダメなら全く意味がない」という点です。
いくらCMで効果をアピールしてみても、実際に通ってみた人が「全然効果が得られない」と感じるのであれば逆効果になりますし、RIZAPのジムが汚かったり器具がボロボロだったりすれば、CMで見たイメージと大きくかけ離れてガッカリしてしまうでしょう。
これをAmazonの話に置き換えると、広告の効果を最大限に引き出すためには、多くの方に見てもらっても問題ない状態を作っておくということが大前提ということになります。
広告の効果を得られていない方の大半がここを完全に見落としていて、ただ広告をかけるだけで売上が上がると思っている人が本当に多い。
実際に販売ページを見てみると、広告をかける以前に改善しなければならない点が多く、このまま露出を増やしても意味がないですよという話からスタートするケースがほとんどです。
広告というのはTVのCMと同じで、多くの方の目にふれる機会を増やすことが一番の目的です。Amazonの広告はTVのような動画ではないので、まずは自分のページに来てもらい、お客様が実際に商品を購入するかどうかは販売ページの中身を見てからになります。Amazonに表示された広告画像1枚だけを見て購入する人はいませんよね?
また、競合が多いカテゴリの場合は特に広告枠も奪い合いになるので、それなりのコストをかけてようやく自分のページを多くの方に見てもらうことができます。
このようにしてようやく自分の元に辿り着いてくれたお客様がページの中身を見た時に、画像のクオリティが低かったり、説明文が読みにくかったりしたらどう思うでしょうか?
それだけなく、さらにはページの評価やレビューの内容まで最悪なのだとしたら、それでも買おうと思ってくれる人はほぼいませんよね。
こうなってしまうと、最悪のページを見てもらうために広告費を払うことになり、露出が増えれば増えるほど売れなくなるという悪循環に陥ってしまいます。
当然広告には適切な運用方法があり、コンサルする際はそこについても具体的にお伝えしますが、それ以前にまず修正するべきポイントが無いかと分析してみることが重要です。
広告運用を代行している業者の中にはそういった点を無視してとにかく露出を増やすことだけに重きを置いているところもありますが、多くの人に見てもらう準備をしっかりと行った上で露出を増やさなければ何の意味もありません(※もちろんしっかりとした業者もあります)
ですので、広告運用について悩んでいる方は、まずは一度多くの人に見せても問題ない商品ページ作りが出来ているかを確認し、商品そのものの品質やクオリティも改めて見直してみましょう。
ビジネスをしているとどうしても販売者側の主観が強くなり、お客様からどう見えているかという重要な視点を置き去りにしてしまうことがあります。
販売者側にとって重要だと思っていることがお客様にとっては全く重要ではないということはよくありますし、その逆も然りです。
広告に限らず、自分が納得できるような結果が得られていないときは、お客様側からの視点で考え直してみることも大切です。
今回のブログを読んでいただいた方は是非一度自分のビジネスを見直してみてください。
売上を上げるためのヒントは意外と近くに落ちているものですよ。
それでは今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
Amazonについてのご相談はこちらから▼