『君たちはどう生きるか』を観て ※ネタバレなし

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先日、
スタジオジブリ 宮﨑(崎)駿監督最新作
「君たちはどう生きるか」を公開初日に観てきました。

本作は、宣伝なしでの興行であるにも関わらず
ジブリ最大のヒット作である「千と千尋の神隠し」の
初動の興行収入を既に上回っているということで注目度の高さが窺えます。

まず、わたしにとってジブリ作品は
2、3歳の頃から慣れ親しんでいるとても大切なものです。
特に、「となりのトトロ」はVHSが擦り切れるほど繰り返し夢中になって
観ていたと母親から聞かされました。

初めて劇場で観たのは高畑勲監督の「平成狸合戦ぽんぽこ」。
これは、ニュータウン開発計画によって住む場所を追われそうになる
狸たちが、人間の計画を阻止しようとするファンタジー作品で
狸側、人間側の両者の視点で描かれます。
当初は、子供だったので内容はほとんど覚えていなかったのですが
子供ながらに「人間は勝手だな、本当に動物が話せるとしたらこんなふうに
思っているのかもしれない」「人間はこの地球上で決して偉い存在ではないのだ」と直感的に感じていたと思います。

それ以来、
ジブリは新作が公開されるたびに劇場に足を運んで鑑賞してきました。

さて、本題ですが、
最新作の「君たちはどう生きるか」の公開を最初に知ったのは1年以上前だったと思います。ジブリの公式SNSアカウントに、突然ポスターの画像があがりました。それは、そのまま公式ポスターになり、内容は一切明かされぬまま
7月14日の公開日をむかえました。

宣伝業界に携わっていた身としてはこの戦略に驚いた....
ということは実はなくて、ただただ、宮崎監督が
9年もの時をかけて作品を完成させてくれたことにとても感動しました。

見に行く前から緊張で落ち着かず、シャワーを浴びてメイクをして
ちゃんとした服を着て劇場に向かいました。

映画を観ている間は、色々な思いが駆け巡りました。
おそらく監督自身の経験や感じたことを示唆するシーンもあり、
わたしの人生にジブリ作品が多大な影響を与えてくれたことを
強く感じ、何度も涙が溢れました。

観終わった後、もう本当にジブリ作品を劇場で鑑賞するのは最後なんだと
思うと涙が止まらなくなり、しばらくトイレに篭りました。
おそらく、わたしのように幼い頃からジブリ作品を観てきて、
作品が大好きな人間には、この鑑賞経験も含めて
とんでもなく刺さってしまうのではないかと思います。

まだ本作のパンフレット発売の情報が出ていないので、
発売されればすぐに買いに行こうと思っています(2023.7.18現在)





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