20代のうちになぜ3回も転職をしたか

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ビジネス・マーケティング
どうも、muraです。
今回は自分がなぜ3回もそれぞれ転職をしたのか話していきます。

社会人6年目にして既に3回転職しているのは中々周りを見渡してもいないのではないでしょうか。
その転職どれをとってもいまのところ後悔はないので、コンサルやコンサルに興味のある人にとって参考になるよう記事を書いていきます。

転職に悩んでいる人の背中を少しでも押せればいいなぁ。

■富士通からアクセンチュアへの転職

まずは一回目の転職です。
富士通へは結果的に2年半ほど在籍していました。
よく聞かれるのですが、入社当初から転職しようと思っていたわけではありません。

むしろ入社当初はこの会社で社長にまでなってやる!!と思っていました。
いやガチで。
そのために研修のクラスでリーダーなどもやってました。
今考えると可愛らしい。
愛せる。

しかし、皆さんもそうだと思いますが社会人になると嫌でも社会を知ります。
出世するのにこんなに時間がかかるんだ。
世の中にはこんなに沢山のビジネスモデルがあるんだ。
お金ってこんなに大切なんだ。
社会人になってからの2年間で本当に大きな気づきが沢山ありました。

そんな中で、ITコンサルタントという仕事を知りました。
正確には単価という概念を知り、自身の単価感を知って驚き、さらにそれよりも倍以上も単価があるコンサルという職種を知り、そちらの方が圧倒的に稼げることを知りました。

初めてITコンサルタントを書面上で知ったときには、そんなにやってること変わらないのになぜこんなにも単価が違うのか?と不思議でした。
まあ実際にやってみてそりゃあ違うわとなりましたが。笑

もちろんすぐに転職を決意したわけではなく、自分なりに選択肢を列挙して、その中から取捨選択をした結果、ITコンサルタントになりたいと思うようになりました。

ちなみに当時考えていた選択肢は以下です。
①ITコンサルタント
②事業会社の情報システム部門など(クライアント側)
③イケてるIT会社のエンジニア(freeeなど)
④フリーSE

②は当時フェイシングしていたユーザー部門などイメージがつきやすかったので候補に挙げていましたが、なんか思ったよりもすぐに給料が頭打ちになることを知り外しました。
安定しているのでいいんですけどね。

③はコード書いたりするのが楽しかったので悩みましたが、この道で戦っていける気がしなかったので外しました。
どんどん新しい技術や概念が入ってくるので、キャッチアップし続けるの大変だなと。
あとは結局、情報系学部のやつらは強い。
なんなら中学生の時から趣味でやってますとかいうやつはバリ強い。
当時、googleのエンジニア職に憧れていたのはいい想い出。
あそこ福利厚生が良すぎですよね。

④は周りでフリーとしてやっている人が何人かいたので選択肢に上げましたが、コンサルで経験を積んでからフリーになった方が圧倒的に稼げるので外しました。
同年代では一気に稼げるようになりますけどね。

というわけで①のITコンサルタントに落ち着きました。
ITコンサルの中でもアクセンチュアにしたのはタイミングの問題です。
実は転職活動当時がコロナ直撃で、どこのコンサルファームも採用を絞っているタイミングでした。
ファームによってはマネージャー以上しかとらないなど。

そんな中で内定をいただけたのがアクセンチュアだったので、アクセンチュアへ転職しました。
リファラルに感謝。

少しタイミングを遅らせて様子を見るという手もあったのですが、当時はその状態がいつまで続くか本当に分かりませんでした。
であればできるだけ早く自分がなりたい姿に近づける環境に行くべきだと考えての転職です。

デロイトのケース面接でボコボコにされたのはいい想い出。
当時他にどんなところを受けていたかなどはまた別途記載しますね。
各コンサルについて所感ベースで書き殴ってみたい。笑

■ベイカレントへの転職

しかしなんとその半年後に転職。
当時お世話になっていた転職エージェントから、コロナが落ち着きベイカレントの門が空いたので良かったらどうですか?と連絡があり、そこから話がとんとん拍子に進んで転職しました。
たしか1回目のときに1時面接まで受けていたので2次面接(最終)のみになった記憶です。
流石に半年は経歴に傷がつくので悩みましたが、まあでもいつかベイカレントに入り直そうと思っていたので早い方がいいかなということで転職しました。

ではなぜ1回目の当時からベイカレントに入りたかったのか。
理由は大きく3つです。
①給料
②ホワイトさ
③開発部隊を持っていない

①情報収集している人には聞き馴染みがあるかもしれませんが、ベイカレは他の総合コンサルファームと比べても給料が高いです。
給与レンジが違います。

例えば他ファームだとシニアコンサルタントでは給与幅として700~1000万だとすれば、ベイカレでは900~1200万となります。
そもそものベースから違うのです。

今は他ファームもベイカレに追いつけとなっているのでもしかしたら同じくらいになっているかも?と思ったりしますが、まあ恐らくベイカレの方が高いです。
これはある程度コンサル業界の中だと通説ぐらいになっています。

②は諸説ありますが、少なくとも自分はベイカレ時代に月35時間以上は残業したことなかったので、合っているのかなと思います。
なんなら10時間とかいう月もありました。

それでみなし残業45時間分の給料がもらえるんだからまぁホワイトと言ってよいかと。
アクセンチュアは残業しないと稼げなかったので、これも転職理由の一つだったかな。

③はコンサル業務がやりたい人には気を付けてもらいたいポイントです。
ITコンサルを唄う会社の中には自社で開発をやっているような企業もあります。
それは一気通貫した提案ができるので会社としては強みになりますが、転職者側からすると気を付けないといけません。
配属される部署によっては、思ってたコンサルティング業務とは違うなということがあるからです。

ITコンサルという帽子を被ったまま自身で設計書を書いたり、コードを書いたり。自身のクライアント折衝がない場合だってあります。
そういった役回りを期待して入るのならばいいのですが、そうでないのならばそもそも開発部隊を持っていないコンサル会社にしましょう。
それか入社時にきちんとネゴりましょう。

てな感じで当時からベイカレント推しだったので、半年でしたが転職しました。
ちなみに在籍期間は当然気にした方がいいのですが、そこまで重視しなくていいです。
自分が転職した理由を納得感をもって話せれば全く問題ないです。
結局は自分が何をしてきたか、どうなりたいかです。
少しでも転職先が近道なのであれば迷わず転職してよいかと。

■アークウィズコンサルへの転職

今の会社に至った転職です。
ベイカレントへは結果的に1年半ほど在籍しました。
この転職はベイカレント転職時には想定していなかった選択肢でした。

元々ベイカレントで2,3年の経験を積んだ後はフリーコンサルとして働こうと思っていました。
個人事業主を経験したい気持ちや、単純にそちらの方が儲かると知っていたからです。
稼働率を下げるような働き方もできますしね。

ただ、このままフリーになっていいんだっけとも思うようになりました。
コンサル云々というよりは、起業の話です。
元々コンサルで稼いだ資金や経験をベースになにか事業を始めてみたいと思っていました。
それこそコンサルの稼働率を下げて、空いた時間で事業を起こすなどは今でも選択肢の一つです。

実は巷にあるようなビジネスコミュニティに参加していた時期もあります。
月額1万円かかるようなあれです。
それもなにか起業する際に参考になればいいなと思って入っていました。

まぁでもあのへんは結局新規の人をそのコミュニティに入れることがミッションになっているので、それがなんだかなあと思って辞めました。
別に事業を起こすことに関してなにか学びがあったかと言われると怪しい。
色々サービスがあって楽しめた記憶はありますが。

で、だったら早くフリーになって身軽な状態で新しいこと始めたいなーと思っていた矢先に、弊社に出会いました。
まず社長、3事業目なので企業のノウハウなどもあるため、変なビジネスコミュニティに行くぐらいならこの人から学んだ方がいいのではと思いました。

そして立ち上げたばかりですが、これはめちゃめちゃ大きな会社になるなと。
だってベイカレからの転職で想定年収300~400万UPですからね。
現に1期目で既に20名以上の社員がいます。
自分たちが知っているようなベンチャーコンサルに並ぶ日も遠くないと本気で思いました。

そもそも大手続きでベンチャーやスタートアップを経験したことないことも心残りでした。
本当に小さなうちから会社を大きくしていく経験。
なんかこう社会人版部活のような青春の1ページみたいな。
まぁ別に全然そんなことはないんですが。笑

でも弊社でなら今のコンサルティングワークを続けつつ、会社を大きくする経験を積むこともできる。
そう思って転職を決意しました。
早めにジョインしているといいこともありそうですしね。

結果的にこの考え方は合っていて、コンサルティングワークを続けつつ採用活動やメディア活動など精進しているところです。
まだまだこれからですが、今後も楽しみながら会社を大きくできたらなと思っています。

■おわりに

つらつらと転職した背景や理由について語らせていただきました。
1回目の転職は足が重たいと思いますが、1回してしまうと後は前向きに繰り返すことができるようになります。
いや本当に、何にこだわっていたんだろうと不思議です。
コンサルなんてプロジェクトが変われば転職みたいなものですからね。

前述しましたが、どの会社かなんてどうでもよくて、結局何をするかです。
最初からクリアされているゲームなんてつまらないですよね。
レベル上げをしてボスを倒してクリアするから楽しい。
なら仕事でだってレベル上げをして何かを成し遂げましょうよ。
挑戦する人生は本当に楽しいです。

皆様のお問い合わせをお待ちしております。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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