義務と権利は紙一重。

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コラム
国民の三大義務
教育の義務:保護者となっている者は子供に教育を受けさせてねってこと。
勤労の義務:健康な心身があるのなら働きなさいよってこと。
納税の義務:とにかく税金は払いなさいよってこと。

国民の三大権利
生存権:健康で文化的な最低限度の生活を送っていいんだよってこと。
教育権:教育は受けていいんだよってこと。
参政権:政治に参加しなきゃダメだよってこと。

私達は日本人として生まれた時から
上記のような権利と義務を有して生きている。
でも正直、意識したことは無いに等しい。
そのうち、幼稚園や保育園
更には義務教育期間を通して
その場所のルールの中で育ち、社会へ出ていく。

ネットが普及したことで「知る」ことが簡素化し
個々の情報量が半端なく増えた今
「ん?おやおや?」と首を傾げてしまう
独自解釈な方々が増えてきていることも否めない。

私が総務部長だった頃
会社VS社員の中で「有給休暇問題」が多々あった。
大手企業にお勤めの方は、それなりに守られる確率が高いが
中小企業ともなると・・そうもいかないのが現実だ。
私個人としては
「有給は取らせてあげようよー」が本音。
今になって後悔しているのが
私自身が体調不良以外で有給を使わなかったことだ。
また私の勤務先が営業会社だったため、社員は比較的自由だった。
社員:有給は権利だ!
会社:普段から自由を与えているのだから、そこを主張するなら徹底するぞ!
社員:それは業務上難しい!
会社:いや、出来るだろ?
みたいなね。
コロナ過でのリモート出勤さえ、会社が認めたのは数日。
ただね、社員側も足りなかった。
だって決められた休憩時間以上の休憩を
当たり前のように取得していたのだから。

権利を主張するなら義務も果たすべき。
義務を果たしているなら権利は主張すべき。
これが紙一重。

それにもかかわらず
異議申し立てをしてくる会社や社員は
居るべき場所ではないし、居てもらう必要がない。
お互いに
与えるべきものを与え
受け取るべきものを受け取る。
簡単なこと。

それさえ厭わず
献身的に向き合える場所があったとしたら
そこは自分にとって
無くてはならない大切な場所であることを
自覚しないといけない。

悩んでいる方はよく思い返してみて欲しい。
企業側は、それが難しい。
運営するというのは、それなりの出費や労力を費やす。
だからこそ、自分にどれだけの価値があるのか知るべきなのだ。

誇るべき自負を持って挑みましょう。
義務と権利は紙一重。
場所さえ変われば
そこでは無駄だったものが重宝されたりするという現実も
あり得ない話ではない。
もったいないことをしているかもしれない現実を
知って欲しいと願うばかりだ。

余談だが
こんなブログを書くに至った理由が
先月の我が娘の行動。
事情はともあれ、月の半分の期間
1歳に満たない天使を一人、親に預けたこと。
こちらはいい、可愛いから。
でも、そのせいで
甘ったれ度合いに輪が掛かったことを間接的に愚痴られても
「知らねーし」と思う。
そうしたくなければ、全てご自分でどうぞ。
そう言ったら「何も言ってないじゃん・・」

まだまだ可愛いものでしたw


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