駄々。

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コラム
一昨日、娘の退院で外出をしていた矢先
久しぶりにハイレベルな駄々を見かけたw

多分、三歳に満たない男の子。
泣きわめくわけでもなく
叫び暴れるでもない究極の駄々
すなわち
沈黙して座り込む駄々だった。

娘の子供の性別が
男の子だと分かっている私たちは
もう他人事ではないw
身動きせず微動だにしない彼を
心の中で応援しつつ
困り果てているママには
心から同情するという相反する心理の中
その動向をしばらく伺ってみた。

他人事だと冷静に見ていられるけど
これが、育児真っ最中の自分だったら
きついだろうなぁ・・
若いであろうそのママは
一緒に座り込んで黙っていた。
声をかけようかと
一瞬迷っていた私を構うことなく
娘が声を発した「かわいい~❤」と。
そのママは
泣きそうな目をしながら
「ありがとうございます」
「もうどうにもならない時があって・・」
力なくそう答えた彼女は
人前だからか我を取り戻した息子とともに
立ち上がって歩き出した。

もうすっかり忘れかけてしまったけど
子育てって大変だった。
今、まさにやってるママたちを
ただ単に尊敬する。

今は「かわいい~❤」と
他人事で言ってる我が娘よ。
あなたはまだ知らないのだ。
かわいいなんて言ってられない毎日が
これからやってくることを。
意地悪な母親の私は
明日から我が家に泊まり込む
娘の荷物を片付けながら
優雅に孫の誕生を心待ちにしている。

あなたはどんな母親になるのだろうか。
願わくば
私のような母親にはなってほしくない。
優しく
愛情深い
母性に溢れた母親でありますように。
私も子供にしてやれなかったことを
今度は祖母として
出来る限りしてあげよう。
・・・と、今は思っているw
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