心のくもりは必ず晴れる

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コラム
からだの内側に「なにか」を抱えている者にとって、「悩み」や「暗い気持ち」は常について廻ります。
どんなに「薬」に頼ろうと、気分転換に「趣味」などの「娯楽」をしようと、「心が晴れる」のはほんの一瞬のこと。
そんなことの繰り返しをしている状況はもしかすると...
今回紹介する『禅語』は「なにか」を解放してくれるかもしれません。
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『雲出洞中明』(くもいでて どうちゅうあきらかなり)
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山にかかっていた雲がなくなると、洞穴の中に光が射して明るくなるという意味です。
雲はそんな方々の心に影を落とす迷いや悩み。
それがすっかりなくなると、暗くなっていた心もきれいに晴れ渡ります。
たとえ一時かげってしまったとしても、雲は流れていくもの。
一か所にとどまることは決してありません。
いつかは雲も切れて、輝かしい太陽が顔をのぞかせます。
今、心がくもっていても、きっと晴れ渡る日が来ることを信じて下さい。
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心の中にある「なにか」は、ちょうど今の時期の様な「秋の長雨」の季節なのかもしれません。
「秋の長雨」の季節であっても、台風が過ぎ去った後の様に「晴れる日」はあります。
しかし、長続きはせず、また空は「雲」に覆われ、洞穴という「心」に光が差し込まなくなってしまいます。
その結果、「心」は「悩み」や「暗い気持ち」といった暗闇に陥ってしまいます。
私が思うに、そんな「秋の長雨」はきっと他者より長いと感じるでしょう。
でも、日本に四季があるように、いつか「秋の長雨」は過ぎ去り、真夏のまばゆい太陽が洞穴という「心」の中に差し込んでくれるはずです。
ですから、自らが「足掻き苦しむ」のは、ちょっとやめてみませんか?
「秋の長雨」の季節ですから、「気持ちが落ち込んで」しまうのは当然のこと。
いずれ「秋の長雨」は過ぎ去っていくのですから、その時まで待ってみませんか。
自然の摂理に身をゆだね、輝かしい太陽が出てくる日まで「のんびり」と待ってみるのも方法の一つではないでしょうか・・・。
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