第40回「音屋のkatsu」の音楽あるある〜機材編〜

記事
コラム
楽器って高いですよね?

「道楽」って言われたらそれまでなんですけど本当に高い。
私、ドラムやってるんですけどメーカーさんに失礼な話ですが
「シンバルってジャ〜ンってなるだけでなんであんなにタケェの!?」って。
しかもシンバルならすためのスタンドも買わないといけないし。

ピンキリなんですけど、大体16インチって大きさで約2〜3万円くらい。
それを立てるスタンドは約1.5〜3万円くらい。

自分のセッティングスタイルで全部買ったとすると約100万円くらい(笑)

あ、こりゃ完全に「道楽」だわ。

私の高校生の時に教えていただいていた師匠は多分家一軒分の楽器を所有。

「買えるか〜!」

しかもこのご時世、いくら田舎といえども住宅街で生ドラムは絶対に無理。
だからみんな最近は自宅では「電子ドラム(デジドラ)」なんですよね。

しかも最近のデジドラの進歩はスギョイ!

多分本物と遜色がないくらいのクオリティーが発音できる。

しかしながら私ももう古い部類の人間。
いくらデジドラを叩いても実感がないんですよ。
「叩いてる」感が伝わってこないんです。申し訳ないのですが。

どうしても叩いてる部分の素材が違うので「オモチャ」にしか感じられない。
練習とか、打ち込み系に使うのなら良いと思うんですが…。
今の高校生ドラマー君達には申し訳ないのですが。

本当は人一倍、機材とかにはこだわりたい人なんです、実は。
でもあげたらキリがない。

だから私は機材には殆ど拘らないと言う思考に行きつきました。

「物」への執着を捨てると純粋に「知識」と「経験」と「技術」のみになり
ますので高い楽器だろうが、安い楽器だろうが自分が叩けば必ず
「良い音を出せる」と言う自信があります。

「アンパンマンドラムセット」みたいなのだとちょっとキツイけど。

これはバンド時代に培われた「実戦」での経験から来ていると思います。
詳しい話は次回に話しますが、ライヴとかリハって結構大変なんです。
全部「時間」と「お金」が関わってきますから「スピード」と「技術」が
本当に要求されます。

なので結論、必要最低限な機材だけチョイスし後は備え付けでやる。
そうなるのも必然的でした。

本当に必要な機材は自分に合ったバチ(スティック)だけで十分。

そこまで上手くなれたのも経験させてくれた各所の関係者様のおかげです。

それに大体、全国どこのライヴハウス行っても大体似てるんですよね。
置いてある機材とか、空間とか、オーナーとか(笑)

だから今でもこの気持ちだけは同じ。

頼まれたら、相手が求める事以上に演奏でお返しするし
そこにきたお客さんも楽しませれる自信がある。

例え「アンパンマンドラムセット」でも(笑)

今日は機材的な雑談でした。


音屋のkatsu

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す