まずは今の自分がどのような環境で配信をしているかをご説明させていただきます。
私は7年前くらいに購入したデスクトップPCを使用しております。
Intel(R) Core(TM) i7-6700 CPU @ 3.40GHz
32.00 GB
VIDIA GeForce GTX 950
使用している配信ソフトはOBS studioという無料のものになります。
マイクはMAONO USBマイク コンデンサーマイク PC マイクセット マイクスタンド アムスタンド付き というのを購入。
それと同時にYAMAHA AG03 - ウェブキャスティングミキサー というのも導入致しました。
本来であればこれだけで配信で声をのせることは可能になるのですが、私は特殊な環境下で配信をしているので別のソフトも導入しております。
まずはボイスチェンジャーを使用していますので恋声というソフト。
そちらを配信ソフトにのせるために 仮想オーディオデバイス「VB-CABLE」というものも導入しております。
このソフトはどちらも無料になります。
さらに今まではヘッドセット付属のマイクを使用していたのですが、こちらをコンデンサーマイクに変えてからキーボード音を拾いやすくなってしまったのでノイズキャンセラーを導入しております。
NVIDIA RTX Voice というものがあるのですがこちらも無料で使用できます。
グラフィックボードが「GeForce RTX」「Quadro RTX」「TITAN RTX」じゃないと使えないとありますが、実は自分のGeForce GTX 950 でも使えちゃうんです。
これらを駆使して配信しているのですが大まかな流れはこうなります。
自分の声
↓
マイク
↓
ミキサー
↓
ノイズキャンセラー
↓
ボイスチェンジャー
↓
仮想オーディオデバイス
↓
配信ソフト
こんな感じで私の声をうまいこと加工して皆様にお届けしております。
そして前回のブログでも書いてありましたが、音声問題に発展していきます。
配信の途中にボイスチェンジャーはキャッシュがたまりエラーを起こし定期的にソフトを立ち上げなおさないとならなかったりしました。本来であればソフトのスイッチをONOFFするだけでいいみたいなのですが、私は念のために2時間に1回くらい立ち上げなおしていました。
これは恋声特有の問題で他のgachigoeなどのソフトでは起こらなかったのですが、声質の観点から恋声を使用させていただいております。
さらにはマイクそのものが突然切れてしまう問題もありました。
こちらはミキサーの電源をONOFFすればすぐにまたつながるのですが、いかんせん切れていることに自分が気づけないのが難点です。OBSでマイクが反応しているかを見て居ればわかるのですが、配信中にずっと配信ソフトとにらめっこは出来ません。
これらの問題を解決するのにまずYAMAHAミキサーの公式ページによくあるお問い合わせみたいなコーナーがあってそちらに音切れノイズの解決法が書いてありました。
いくつか項目があったのですが出来るものは全てやってみました。
★ 対策1:機器の初期化
こちらは買ったばかりだからする必要がないかと思ったのですが、簡単な操作で出来たので念のためにやりました。
★ 対策2:最新版のYamaha Steinberg USB Driver のインストール
こちらは調べてみたら既に最新のドライバだったので必要はありませんでした。
★対策3:Windows Updateの実施
こちらはやっていません。
★対策4:コンピューターとAG/ZGシリーズの物理的な接続の確認
こちらは以前に詳しい方に相談したときにUSBをさす場所が他のマイクと近いとよくないと言われて場所を変えてあります。
結局場所を変えても症状は改善しなかったのですが。
★対策5:コンピューターの省電力設定の確認
これは見てみましたが特に設定していなかったようです。
★対策6:Windows 10 のUSBセレクティブサスペンドを無効にする
こちらは書いてある通りに電源オプションをいじってみました。
★対策7: コンピューターの動作設定の変更
こちらも上記同様設定変更しました。
★対策8:グラフィックス(GPU)の設定変更やグラフィックドライバーの更新
こちらはつい最近最新のものにしたと思うので特に触っていません。
★対策9:AG/ZGシリーズに外部電源を供給する
これも詳しい人に相談したときに使ったほうがいいということでタブレットを充電してるプラグがさせたのですでに実施済みでした。
★対策10: サンプリングレートを確認する(AGシリーズのみ)
結論から言うと今回の原因はここにあると思われます。
1. 以下の手順でコントロールパネルを開きます
スタートメニュー > (すべてのアプリ) > Yamaha Steinberg USB Control Panel
2. 「AG06/03」タブを開きます。
3. 現在のサンプリングレートを確認します。
例として再生ソフトウェアや再生している音楽データが44.1kHzの場合は44.1kHzに設定します。
この手順は公式HPにあるものをそのまま抜粋しております。
自分はまずこのミキサーをコントロールできるControl Panelというソフトの存在を知りませんでした。そもそもどこから起動すればいいのかすらわかっていませんでした。
そしてここでサンプリングレートを見てみたところデフォルトで44.1kHzに設定されていたのです。
ところが他の配信ソフトやノイズキャンセラーなどはすべて48kHzになっています。これらを統一して揃えたほうがいいというのはグーグルで調べてわかっておりました。
ですがその数値を変更する場所が解らなかったのです。
こんな感じでPC側の設定画面ではそもそも選択肢すら選べません。
そしてノイズキャンセラーのほうが
こちらも選択肢を選ぶことが出来ません。
唯一配信ソフトだけは選択肢があって選べるのですが、どちらかに統一することが出来ない状況だったのです。
なのでノイズキャンセラーを導入してからずっとマイクが突然切断するという悩みが発生したと予想されます。
もっというならミキサーを導入したときから既にこの症状は発症していたのでしょう。
配信ソフトのOBSの方はどちらも選択できるのですが、私はずっとデフォルトで48kHzを選んでいました。
つまり選択肢としてノイズキャンセラーを外してミキサーに配信ソフトの設定を合わせ44.1kHzに変更するか、ミキサーそのものを48kHzのどちらかになります。
現状ではノイズキャンセラーを44.1kHzもわからないし、せっかく導入してキーボード音を軽減させているのだから使いたいですよね。
なのでミキサー側の設定を48kHzにするのが一番手っ取り早いのです。
そしてその方法がこちらの対策10だったのです。
ちょっと詳しい人ならすぐにこんなことできるのでしょう。
私もそれなりにパソコンをいじっているつもりですが、こんな初歩的なところで躓いているとは思いもしませんでした。
そもそもミキサーを使ったり配信で音にこだわるような人は皆さま設定関係にも詳しいのでしょう。自分も精進して勉強が必要であると今回でわからされました。
だだ、設定を変えた次の日はトラブルが起こらなかったのですが、今後どうなるかはわかりません。これ以上マイクきれちゃう問題が発生しないことを願います。
同じような症状で悩んでいる方にこちらのブログが届けばと思い記事にさせて頂きました。