SNSマンガ過去再現型 共感性を見下し、独創性に憧れる

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ビジネス・マーケティング
SNSマンガ編
①現在共感型
 利点: 日常のフワッとした「あるある」や笑いで手軽にバズりやすい
 欠点: 流行性があり、飽和しているため大手のごり押しや新規に奪われる
     個性がないので出版社は代替でき、数はあっても稼げない
②過去再現型
 利点: 「へぇー」の知らない事や技術や知識の深堀りでコツコツ伸びる
 欠点: 原材料(元知識)が飽和している場合、大手のごり押しで奪われる
③未来創造型
 利点: 変態すぎて、唯一無二のためオンリーワンを確立して独走できる
 欠点: 変態すぎて、認知されるまで見向きもされない。流行で捨てられる



前回は現在共感型による「あるある共感」を語った。
共感性でバズりやすいがレッドオーシャンで競合が多く、著者本人以外でも代替できるため「軸」がなく、その知名度でビジネスをやっても伸びにくい。



今回は過去再現型。
過去再現型のSNSはズバリ、「へぇと掘り下げ」である。
電車内のあるある、食事あるある、失敗イラッと系が得意な現在共感型著者のマンガに対して、過去再現型の著者は「圧倒的な知識差」を売りにする。

これは、現在共感型の特大の欠点である「代替えが効く」がないため、実はビジネス展開しやすい。
例えばセミナー、Kindle本、note記事、ココナラ技術出品等々。

ココナラでいうと現在共感型は「愚痴聞きます」系、過去再現型は「分析します」系、未来創造型は……俺みたいな変態出品だ。

その人だからできる尖ったニッチな知識と技術によって、一度人気が出ると安定して伸びるため「バズリの振れ幅が大きい現在共感型にとって憧れ」となる。


え、じゃあ過去再現型は最強じゃん(神奈川県民)って思うかもしれないが、
もちろん特大の欠点がある。


それは、技術進化の遷移に弱く、独創性がない事である。

現在共感型は今、現在を最優先しているため新しい技術や知識、売れる新技術に対しては一気に飛びついて消費する。だから流行ができる。

だが、過去再現型はあまり「流行」には興味がない。だって不安定で、根拠がないから。
iPhoneのような高くて最近独創性を失って来た端末を毎回追いかけるのはインスタ大好き現在共感型である。
過去再現型は、電話やブラウジング機能、そして価格を比較して自分に一番合ったアンドロイドスマホを買おうとする。
未来創造型は、計画性なく何となくこれで良いや(流行関係なし)で決める。
あとは親に買ってもらったドコモ契約を無理して変えなくてもそのままでーという計画性も流行性もないのである(俺)。


過去再現型は、土の時代の頃は一番相性が良かった。
今は風の時代になり、会社に一生尽くし、言われた通りに正確にこなすことで年収800万になる総中流階級の時代は終わった。
YoutuberやKindle作家、ココナラ副業など、自分が持っている技術やノウハウを切り売りして多媒体と知名度で稼いでいくスタイルだ。

AIによる「再現性の鬼ツール」がほぼ無料で使えるようになった今、過去再現型による「技術と知識のニッチで再現安定成長」が崩壊しつつある。



これを自己分析して、対策を考えている過去再現型は1割もいない。

何故なら、みげか含めて新しい思想を嗤い、過去の実績に縋りつくからだ。


ギクりと思ったなら、未覚醒の3割の過去再現型。あーわかると思った人は覚醒しつつある過去再現型。そんなの意味ある? って思った人は6割の現在共感型。
そもそも読んでないのが未来創造型だ。

新しい技術や知識を取り込むことに躊躇するのは、過去再現型にとって過去に流れて認められたものは共通資産であり安定情報という洗脳があるからだ。
潜在意識レベルで、実績ある過去情報を最優先するため、今の流行や、未知を既知にする情熱ある未来創造因子=直感に対して無頓着になる。

過去再現型のエリートが、未来創造因子、現在共感因子の欠点を自分で数値化、把握して補うなりツールを使うなりをすれば最強なのだが、それをやるのはマジで1割いない。
何度も言うが、未知で認められていない仕組みに対して一番冷たいのは「過去再現型」だからだ。
未来創造型は同族意識と、未来や情熱に対する共感があるので「わかる―応援するわ」となり、現在共感型は今とちょっと先の流行先取りを意識しているので「未知から既知に対する価値と期待」を持っているので「叶うとイイね」と応援してくれる。
なおリアルの過去再現型は、俺=未来創造型の色々に対して「それあなたの妄想ですよね」と否定して貶すのである。

愚痴言ってすまんが、それ位3タイプの内、過去再現型は未来や未知に対して非常に冷たい。

それは根拠や実績がないという統計的、再現性で最低点であることを「至上」だと思い込んでいるからだ。
過去再現型の方で1割の覚醒している人は、リアルで数人話したことがある(stand.fm)。

彼らは、未来創造型に対して「敬意と憧れ」を抱き、「努力は負けないけど天才気質=未来創造型には絶対敵わない」と言う。
つんくさんは過去再現型特化の良い例だ。
自分の努力家と知識、深さを自覚しながらも、独創性や感性には「到底及ばない」という未来創造因子を深層心理から引っ張り出してしっかり認めているのである。

ここが覚醒しているかの違い。だから過去再現型の人と話す時にすぐわかる。


理由はシンプル。彼らには現在と過去こそが全てであり、自身は過去を司る努力家で最強だと思い込んでいるから。

未来創造、過去再現、現在共感の3つの島があり、過去再現型は現在と過去の2つの島しか行ったことがなく、未来創造の離れた島の存在を認めないし嗤う。
それが未覚醒の過去再現型、3つめの島を「友人知人家族の未来創造型」を経由して身に染みて、負けを認めて受け入れるというプロセスを運よく踏んだ人は覚醒の準備ができる。
これは、3つめの島を知って認めたことだ。

で、覚醒はこの3つの島を飛行機で行き来して上手く貿易して差益で稼ぐという「実績」ができた時に初めて覚醒する。
3つ目の未来創造型を受けいれて、その島にある名産物を現在過去の島に持っていくという「勇気ある行動」が必須だ。
3つ目の島があり、行き来するという過去再現型にとって受け入れがたい未知の認められていない事を認めないと変われない。

未来創造因子を知る→受け入れる→3つを使いこなすように行動する→実績ができる


これが過去再現型の覚醒であり、これができる人は必ず「未来創造型の人や因子の価値を認める」ことになる。
つんくさんが言う、「俺は努力家だけど天才にはなれない」という自認だ。


話を戻そう。
過去再現型のSNSはズバリ、「へぇと掘り下げ」である。
②過去再現型
 利点: 「へぇー」の知らない事や技術や知識の深堀りでコツコツ伸びる
 欠点: 原材料(元知識)が飽和している場合、大手のごり押しで奪われる

欠点は過去で確立された再現性ある事しか学習意欲が湧かない。
なお、覚醒した過去再現型は上手い事未来創造型をツールや人で補うので弱点をカバーできて、安定して稼げるようになる。
だからここに出した欠点は、1割の覚醒者は除外した、9割の未覚醒者の過去再現型著者が陥る欠点だ。

原材料=元知識が世の中に転がっていて、著作権を失っているモノであり、それをYoutubeやKindle本にしたとして「最大手のメディア」に狙われて潰されると終わりである。

さらにAIによる校正、深掘り、情報分析とリスト化ができるようになったため、過去再現因子の価値は大きく下がった。

要は過去再現型に金で依頼するより、サブスクAIに依頼したほうが安く早いのだ。
今はまだそこまでchatGPT等のAI活用が広まっていないため、今でもある程度は過去再現型の技術販売は売ることができる。
しかし、今の若者はお金がなくある程度のリテラシー、知識がある。

だから、数年後に若者が消費者に回った時に、未覚醒過去再現型は地獄を見るだろう。
だから早く1割の覚醒者になってほしい、それが日本を、世界を良くする鍵だから。

職業でいうと、社労士、税理士(企業の確定申告)、その他税制のサポート商売、翻訳通訳、勘定奉行? あたりである。
これらはコンサル=相談役としてはまだ生き残れるが、事務的なモノについてはAIによってかなりの精度で処理できるようになり、社労士税理士は最終チェックの数万だけの収益となる。
それまでは毎月顧問料で5万、実作業数時間のウマウマ―ウマウマーな果実を吸えていた。

まあこれらをやって稼いだ人なら、過去再現型の地獄の未来は、統計と体験からわかっていると思う。

わかっていても、破滅の職業に縋るしかなかったりする。

それは何故かもわかっている。自分のプライドと、新しいことにチャレンジた時の結果を受けるのが怖いからだ。

ってかその呪から脱却した人は既に別の職なり副業なりをしているから残った人は漏れなく、悩んでいる。
まあごく一部、それが天職で好きすぎてやっている人は、先のことは考えずに保守的な妥協な人もいるから一概には言えない。

でもタイタニックが沈んで水が入ってきているのに、悠々と泥酔している人は、周囲から見たらどう見えるか? って話だ。

なぜこうなるかと言うと、「今までそのやり方で負けなしだった」という経験則だ。
これが一種のガンであり、呪いだ。

既存のやり方、自分が過去に体験したそのものが「一番の正義」と無意識に、潜在意識がそうさせるので、時代が変化して既存のやり方が変わった時に勇気が出ない、というかその選択肢がなくなる。

未来創造型は、自分が描く理想のために過去の習慣や法則を捨てられるし、現在共感型は「今この瞬間」に求められている需要に自然とシフトする。

過去再現型のみ、視野が過去にだけ向かってしまい、バックカメラだけ見て走る車の状態になってしまう。
それは、高度経済成長からコロナまでの土の時代の頃は正解だった。
でも副業Youtuber書籍オンラインサロンによる自分で「アウトプットして稼ぐ」、風の時代になった。

それに乗り遅れる1番は、未覚醒の過去再現型である。

で、SNSによる拘りと知識のニッチでコツコツ成り上がることはできるが、それは既存技術知識の組み合わせと努力と累積によるものが多い。

なので、新しい技術になるとかなりの「未覚醒過去再現型」は脱落する。

当然だが、過去再現型でもAIに精通していて、理系で新しい技術をバンバン取り込んでnoteやブログに展開して稼いでいる人もいる。
それは趣味の延長、興味の延長であり、無関心や苦手な事の最先端は追うよりも既存の確実に稼げる楽しい方向に行く。


②過去再現型
 利点: 「へぇー」の知らない事や技術や知識の深堀りでコツコツ伸びる
 欠点: 原材料(元知識)が飽和している場合、大手のごり押しで奪われる

過去再現型は、時代に乗りにくい、大手による知識技術のごり押しに潰されやすい。
何故なら、独創性という「未知を既知にする仕事」を軽蔑しているからだ。



軽蔑って! そんな言い方ないだろ! と言うのは分かる。でも未覚醒過去再現型は、総じて見下す。だから未覚醒のままになる。
恨みでここまでしつこく書いているとは思うが、それ位重要なことなので5回くらい書いた。

将来、みげか3タイプがもっと世に広まった時に日本人がやるべき事の一つに「過去再現型は自覚して覚醒する事」「未知を既知にする未来創造型を探して使い倒す」である。

今はどうかと言うと、ADHDやASD、LDという言葉付けや本による認知はなく、「名前すらない直感族」であり、いたとしても異端変態として社会から除外される。

若い子でいうならギフテッドかもしれない。

それを世に広めて、直感族を救うのが俺の直近20年の至誠(情熱+使命)である。

長くなったが、過去再現型のSNSは安定してコツコツと言う再現性が強く出る。
その分、環境の大きな変化に対して非常にもろいので、それを自覚して立ち回ろう。

ここまで書いてアレだが、自分の未覚醒過去再現型へのヘイトは相当だと思う。幼少期からずっとモヤモヤがあって、その仕組みが5年前に分かった時に色眼鏡(洗脳)が外れても好きになれないだろうなぁって思ったから。




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