理論、感情、創造力、3つのバランスを欠くとどうなるのか解説する。②現在共感型のみの組織は不安定

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前回に引き続いて、共感型のみの団体がどうなるか考える。

これは、漫才のコンビやトリオ、零細企業の5人程度の組織にもいえることである。

また、夫婦という結束力が大切なペアでも言えるので、夫婦の方でもぜひ考えてみてほしい。


人口割合は未来創造型が1割、現在共感型が6割、過去再現型が3割だと言われている。(北野唯我さんの天災を殺す凡人より)
俺も今まで70名以上から小説依頼でみげか診断を受けて来たけど,おおむねこの割合だった。(なんなら未来創造型特化は10%ではなく5%以下)


今回の現在共感型は6割と過半数を占めるため、組織における共感型が多く集まる機会は多い。

①未来創造型: 目的軸、主観客観の外、直感、未来、批判9割絶賛1割
②現在共感型: 大衆軸、客観、流行、現在、肯定6割無関心4割
③過去再現型: 自分軸、主観、積み上げ、過去、肯定3割否定3割他4割




一人だと10PT、二人以降だと相性補完によって11~15PTに増える。

①未来1現在5過去4
②未来2現在7過去3
③未来1現在6過去3
④未来2現在7過去1
⑤未来2現在3過去5
組織の最大値 未来2現在7過去4→13PT (最大は24PT)

5人集まっても13PT、共感性が多すぎる組織はこういった特性がある。
①感情的な行動で再現性=根拠がない
②売り上げの起伏が激しく安定しない
③あっという間に流行が廃れるため、見切りをつけるタイミングが重要
④共感性の強さから、売り出す人間性に注目されず「ジャンル」認知される
⑤売れた物に飛びついて最速シェアをすることばかり考える
⑥0から1を作る独創性がなく、後から大企業にパワー負けする


「あっ! ソレ私かも!?」 と思う人なら、それは現在共感型だ。


現在共感型が多いとはいえ、3割いる過去再現型とその因子があるため、多少過去再現性も持つ。
日本における教育は、過去再現性による「型にハメた教育」であり、未来創造、現在共感、過去再現の3つのタイプの子でも統一して過去再現教育が行われる。

だから、生まれで決まるこの3軸の性格分離に関わらず、過去再現性は総じて高くなる。


これ、若干脱線するけど例えるならエルフや槍使いが「近接ドワーフやオーク1強の異世界」で育ったら、弓や槍よりも近接が強くなる感じだ。
みげか3タイプ性格診断は、あくまでも魂の成長率
伸びは良くても、環境=アイテムによるステータスドーピングが別だとすれば別の成長結果になる。

本来自由に伸び伸びと成長させた場合は、魂の3タイプの通りに成長するが、日本のような過去再現性を重視する=古き良きを大切にする文化では、無意識に寄ってしまうのだ。


だから、現在共感性の人でもしっかり過去再現型の因子がドーピングされて育っている。
それ故、同じレベルの人が多く集まりやすい。




決定的に差が出るのは「0から1を作り出す破壊力」を一切持たない事だ。


これは経験則から言うが、現在共感と過去再現が両方強い人は世の中で負け知らずの「実行者」だ。

彼らは、0から1を作る「恐ろしさや畏怖」はあるが、自分はその行動をとらない。
何故なら試行錯誤で失敗するリスクがあり、今まで築いた地位やプライドが崩れるからである。
あと、未知を既知にする楽しさや特大メリットを経験したことがない、というのもデカい。


だから、0から1を作ることはせず、既存の売れたアニメや曲を踊ってSNSで宣伝して稼ぐというとをし続ける。


で、ジョブスやホリエモンのような0から1を作った人には敬意とその学習、分析はするけど0から1は自分ではしないで丸投げするのである。



だから、現在共感型ばかりがいる組織は、不安定で0から1が作れず流行だけ追いかける二次創作屋になりやすい

もちろん、過去再現組織よりは動きやすく新しい事、シェアの奪い合いに対しては強い。

だがレッドオーシャンで価格競争、似たり寄ったりの「アタリショック」を繰り返すので、見切りをつけて撤退する判断力が重要となる。



現在共感型の組織として良くするためには、過去再現性を入れる事、未来創造性を入れる事である。(前回と同じ)

過去再現性をより高める方法として、AIが最近出始めたので補うのは簡単だ。

未来創造型の要素は、1割いるからその人を雇ったり相談したりして、色々アドバイスを取り込んであげるようにしよう。


俺が残り30年で生きる目的、「直感族=未来創造型を救いたい!」ということに対する回答である。



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