vol.11 愛犬との関係

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コラム
最近アニマルコミュニケーションを提供させていただいた方や、ご近所さんたちと同じ話題が上がったので、今回トピックに挙げてみました。

犬を飼い始めた時、飼い主さんのお悩みで多いのが『愛犬との関係』だと思います。

私は初めて犬を飼った時、それはもう悩みました。。。
ブリーダーさんから2か月の柴犬の子犬を引き取って飼い始めて、予防接種も全部済み、犬の散歩デビューをして間もない頃です。お散歩の途中で、犬はリードを噛んでぶんぶん振り回すようになったのです。当然まったく散歩になりません。どうにか真っすぐ歩くために、私は適当な枝を見つけてリードの代わりにそれを咥えさせて歩いてみたりしましたが、それも数メートルしかもちません。。困り果てて犬友達に相談したら、トレーナーさんを紹介してくれました。

そのトレーナーさんのところへ行って相談すると、「犬とは友達関係ではダメ。飼い主と犬なのだから、しっかりと飼い主さんがリーダーにならなければ」と言われました。それから全4回のしつけ教室に通いましたが、ほとんどは飼い主への心構えのトレーニングでした。私が犬のリーダー、私が犬をしっかり守る、そういう考え方が身に付いた頃、犬への態度、言葉の伝え方が変わり、犬の態度も変わりました(もちろん個人差はあると思います)。そして、うちの犬はお散歩でまっすぐ歩けるようになったのです(T T)

アメリカで『ザ・カリスマドッグトレーナー~犬の気持ちわかります~』という人気番組がありますが、そこに出ているトレーナーのシーザー・ミランが(うろ覚えですが・・)、全然いうことを聞いてくれない、と相談に来た飼い主さんの小型犬に、リードを装着しただけで態度が一変し(それまでリードを付けたことが無かった)、ちゃんと飼い主の言うことを聞き始めたエピソードを観たことがあります。確かシーザー・ミランが、「犬にはちゃんと目的やポジションを与えないと混乱して、行動がブレる」みたいなことを言っていました。リードが無くても大丈夫な犬はもちろんいると思いますが、そのエピソードに出てきた犬は、リードがあることによって、飼い主との関係をちゃんと認識することができたのだと思います。

私は、犬とは友達関係になれると思います。しかし、自分の犬となると、その犬を食べさせ、健康管理をし、精神的にも物質的にも守っていかなくてはいけません。そうなると、やはり飼い主に従ってもらわなければならない場面もでてきます。さらに犬はもともと群れで生きる動物なので、リーダーがいたほうが自分の方針が決まり、生きていきやすそうだと見ていて思うことがあります。
上下関係・・というのは少し厳しい感じがしますので、それよりは、リーダーと犬、お互いがお互いを尊敬・尊重しあえる関係が、理想的なのではないかと思います(*^^*)

もちろんアニマルコミュニケーションで、犬に飼い主さんの気持ちを伝え、困りごとについて犬さんたちに交渉することはできます。しかし、別の種族なので、考え方や本能が人間とは全く違います。新しい習慣を身に付けさせる時や、今までとは違うルールを覚えてもらう時は、トレーナーさんの知恵や力が必要な時があると思います。



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