【2/21(火) 朝の相場情報】重要指標などの用語を分かりやすく解説してみた…

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マネー・副業
おはようございます、トレーダーのヒロセです。
朝の相場情報(通称:朝ヒロセ)です。

昨日はアメリカ市場は休場でしたので、全体的に薄商いの1日となりました。
ドルはほぼ横ばい。ドル円は134円台前半となりました。

本日は、
欧米各国でPMI(購買担当者景気指数)が発表されます。
そこまで大きな指標ではないですが、景気の方向性を測る指標となっていますので注目したいところ。
こちらは『50』を判断基準としており、上回ると景気拡大、下回ると景気減速を示す数値となっています。

今日はネタがないので(笑)、
指標などの用語解説を簡単にしたいと思います。

まず今週金曜日の注目でもあります、
・個人消費支出(PCE)
その名の通り、米国の家計が消費した財やサービスを集計した経済指標。アメリカではGDPの約7割(日本は約5割)を個人消費が占めるため注目の指標とされています。

こちらも金曜日に発表がある、
・新築住宅販売件数
米商務省が住宅の販売価格や在庫状況なども調査し、地域別や価格帯別の販売件数も公表する指標。
住宅関連指標は景気動向を示すので市場でも注目度が高い指標となっています。
また、住宅の新築は建材の調達など関連産業への経済波及効果をもたらし、景気と密接な関わりがあるとされています。

現在日銀人事により話題の
・イールドカーブコントロール(YCC)
長短金利操作のこと。2016年9月に導入された金融緩和の政策のひとつ。
短期金利をマイナス金利に、10年物国債の金利が概ねゼロ%程度で推移するように買入れを行うことで短期から長期までの金利全体の動きをコントロールしています。
昨年12月にサプライズとなったのは、変動幅を従来の「±0.25%程度」から、「±0.5%程度」へと拡大し、これは実質的な利上げ措置となりました。
今後この変動幅を上げるということが予想されています。

去年から話題を独占している
・消費者物価指数(CPI)
消費者が購入する商品やサービスの価格を調査し、過去と比較してその変動を数値で表す経済指標です。
対象品目全て→『総合CPI』
変動の大きい生鮮食品及びエネルギーを除く→『コアCPI』
計算方法としては、
家計でよく消費するもの、長期間値段を調査できるものなどいくつかの条件をもとに、500品目以上の値段を集計して算出。タクシー代やクリーニング代といった”サービス”の料金も含まれる。

こちらも相場をよく動かす
・ISM製造業景況感指数
全米供給管理協会(ISM=Institute for Supply Management)が算出する景況感を示す指数のひとつ。
購買・供給管理責任者を対象に、受注や生産、価格など10項目についてアンケート調査を実施。
「良くなっている」、「同じ」、「悪くなっている」の三者択一の回答結果を集計し、季節調整を加えた新規受注・生産・雇用・入荷遅延・在庫の5つの指数をもとに、算出する。
50%を景気の拡大・後退の分岐点とし、50%を上回ると景気拡大、50%を下回ると景気後退を示す。
非製造業=製造業以外の業種全て。

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