『苦手』にちゃんと自信がありますか?

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人と知り合いになり関係構築も中ごろ、必ずシェアする質問があります。
『苦手な事ってなんですか?』
すると皆さん大概の場合、顔面に???が浮き出てきます。
『フツー、得意なことしか聞きませんよね?』と、できるだけ言いたくなさそう(笑)。
または自分の苦手を考えたことがない、という方も多くいらっしゃいます。
『ちなみに知春さんは何が苦手なの?』

私はですね、
①裁縫が苦手です。
エピソード;息子が小学校で雑巾を持ってきなさいと言われたので自分で縫って持たせました。次の日息子が申し訳なさそうに、『ママ、あの…僕の雑巾だけ、他の人のと違うんだけど…』うちの母がその雑巾を見て一言。『あなた…これからは百均を頼りなさい…』
②キャラ弁づくりが苦手です。
エピソード;息子が保育園の頃、多くのお子さんがキャラクター弁当をもってきておられました。ピカチュウ、アンパンマン、きゃわいいウサギさん。そうか、そうか。ママだってできるわよ。いつもの倍以上の時間をかけて息子に初キャラ弁を持たせました。
その日の夕方お迎えに行くと息子が
『ママ、あれ、誰だったん?』
『え。』
『お弁当開けたら、みんなに、これ誰け?て聞かれた。』
でもこの『苦手たち』には実は自分をちゃんと知るための大切な分析要素が詰まっているんです。
①裁縫が苦手…連続した同じような作業が苦手
②キャラ弁づくりが苦手…既存のデザインを再現する能力に欠ける
そうそう、わたしって決められたことをその通りにやるのがへたっぴで、自由に発想し創造する方が得意なんですよ。に繋がります。
多くの人が『苦手・上手くできない』➡『ネガティヴ』➡『触れないほうが良い』という思考になっているように感じます。蓋をしてしまって失敗をするチャンスも減り、余計に『できない』を隠したくなる。『苦手』を葬ろうとするとその無理によって今度は『得意』が歪みだす。そうすると本来の自分を丁寧に分析したり周知してもらう機会にも欠き、なんだかもったいないのです。得意と苦手は表裏一体、両方自分の一部なのだから堂々と平等に可愛がってやる必要があると思うのです。
そしてそれらを周りの人たちとシェアすることでまた新しい角度から自分を見つめるチャンスに繋がったりするかもしれません。
皆さんの苦手は何ですか?
Share one with people around you!(^▽^)/
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