相手が抱えるべき問題に立ち入らないことの重要性

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コラム

妻は境界性パーソナリティ障害(BPD)でした。

結婚して8年が経ちましたが、正しい理解と行動の実践によって、今では日常生活に支障をきたすような症状はなくなりました。


お互いに尊敬しあえる仲良し夫婦です。




答えはいつも相手の中にある



わたしが最近心がけていることの一つに「課題の分離」があります。


課題の分離とは、「わたしが抱える問題」と「妻が抱える問題」を分けて考えるということです。


人からの悩みを聞くときは、「相手が抱えるべき問題に立ち入らないこと」が大切です。




以前のわたしは、妻が妻の家族との問題で悩んでいたとき、まるで「自分の問題」であるかのように介入していました。


妻から「今日、お母さんに○○って言われた」「お父さんにひどい態度をとられた」というような話を聞くたびに、まるでわたしが言われたかのように怒り・傷つくようになっていきました。

妻に対して、「それはひどい!俺も○○って言っておくから、このときはこうして~、こうなったらこうして~」と指示をしたりしてしまっていました。


人間関係なんてそう簡単に変わるものではないので、妻と妻の家族との問題は、全く改善が見られませんでした。



結果、問題に深く介入したわたしの心は、疲弊しました。




結局、妻の問題に立ち入ると、妻の負の感情まで背負い込むことになってしまいます。


そうなると、妻に対して、夫として取るべき適切な行動ができなくなってしまいます。



「答えはいつも相手の中にある」=相手が抱えるべき問題に立ち入らない


常にこの意識をもって、妻の話を聞くように心がけていこうと思います。


妻の話を否定せずに聞く。聞き手に徹する。
そうすることで、妻の頭の中は整理されていき、やがて妻が自ら、なんらかの形で問題への対処をしていくようになります。

そして、それをどのように夫としてサポートし、見守り、応援するのか。
これが、わたしが抱えるべき「わたしの問題」です。



夫として、負の感情に「共感」することはとても大切です。



ただし、「同感」しないように、
「妻の問題」と「わたしの問題」を分離することが重要です。


まだまだできていないので、これから少しずつできるようにしていきたいと思います。



境界性パーソナリティ(BPD)のことで悩んでいるなら動いてみて




境界性パーソナリティ(BPD)のパートナーと別れる以外の方法で、今の現状を変えたいのであれば、すぐに行動に移してください。


境界性パーソナリティについての本を読む。
一緒にカウンセリングに行く。
一緒に心療内科に行く。

もちろん私に話を聞いてもらうのでも構いません。


自分を救えるのも、相手を救えるのも、あなたの行動次第です。


「絶対に変わらない。無理だ。」と思うかもしれませんが、私たち夫婦の場合は、実際に変わりました。


こういったケースが世の中には存在する。


そのケースを示すことで、あなたが少しでも希望を持つことができますように。


・具体的な対応の仕方が気になる方
・どう対応していいかわからない方
・激しい感情を受け止めきれず疲れてしまった方


どんなささいなことでもしっかりとお聴きします。

ぜひお問い合わせください。

待機中でなくても、メッセージをいただければ日程を調整させていただきます。お気軽にご連絡ください。


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