発達心理学をちょっとご紹介

記事
コラム
発達心理学とは、 人間が生まれてから死ぬまでの心理・行動の変化を研究した心理学の一ジャンルです。
エリクソンが1950年ごろ提唱した「発達段階論」では、8つの発達段階に分類して、年代ごとにクリアすべき課題を克服していくことで成長するという理論なのですが、
70年以上前に提唱されたこの年代ごとの課題が、なんともリアルなんです。
時代や文化などに左右されない普遍的なものなのかもしれないですね。

全部をご紹介するとかなり長くなってしまうので、一部だけご紹介しますね。


壮年期:40~65歳

課題:次世代育成vs停滞
✅後世に貢献できるようなことを生み出す
✅自分の経験から後輩、後続の者に教え伝える
✅次世代を見越し、育成など行動に移す

◎達成するとどうなるか
過去に家庭職場で上の世代から学んだことを、下の世代に伝えることができれば「世話」「育成」の能力が得られます。
◎達成しないとどうなるか
世代のつながりが持てなかったり、次世代のことに興味がなかったりなど
自分の世代のことだけを考えていると、「停滞」と呼ばれる状態になります。
次世代に何を残すか意識できず、自分の存在する意味がわからなくなってしまうのです。

壮年期、まさに私の年代です。
他者への支援、援助に目が向く年代。
心を込めてお聴きします。


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