コラム 38 新NISA

記事
コラム
 このページで投資のことを書く日が来るとは思っていませんでしたが。最近新NISAという言葉をよく目にします。詳細は他のサイトで見ればすぐわかりますが、要するに株式投資での税制優遇制度です。私は7−8年前くらいから細々と株式投資に手を出してきて、その時からNISAの制度を活用しています。それが2024年からの神改正で投資可能枠や期間が劇的に増えるため、今からそれをどのように活用していけばいいか悩みながら、勉強しながら過ごしています。近年投資が必要と言われているのは諸外国でのインフレの影響です。ご存知の通りインフレというのは物の価値が上がることですが、逆にいうとお金の価値が下がることです。100万円持っていても年間10%のインフレがあると、翌年には約90万円程度の価値しか無くなっているという計算になります。これは極端な話ではなく、アメリカ合衆国では本当に昨年8%くらいまで行きました。年間にもしないで現金を持っているだけだと8%資産が目減りするというのは想像するだけでも恐ろしいと感じます。 
 日本は30年近くインフレがありませんでした。むしろデフレでした。つまり銀行に預金していれば資産が目減りするリスクはなく安心というのが昭和から平成を働きながら過ごしてきた人々のコンセンサスでした。しかし、日本でも最近わずかにインフレに傾いてきています。経済学的には年間2%程度のインフレが望ましいとされており、日銀もそれを目指しています。従いまして、今後は日本でも銀行預金だけではなく投資などで年間2%以上資産を増やさないと、インフレに負けてしまうかもしれないのです。
 このコラムは投資をしましょうという内容ではありません。私は小さい頃から日本は不景気だと言われ続け育ってきた世代です。日本が適度なインフレをきっかけに経済成長を取り戻し、日経平均が50000円(今は33000円くらい)を超える日を夢見て、日々過ごしています。50000円を超えたら盛大に祝杯をあげたいのです。そのためにはNISAはいい精度ですし、日本の眠っている銀行預金が日本の企業の発展のために株式に回ることは日経平均50000円越えには不可欠です。だから、NISAをきっかけに日本の投資熱が復活するといいなと思っています。ただ、私自身は今現在日本を支えていく世代ですから、自分のできることを精一杯尽力し、あとは日本の50000円越えを全力で応援しながら、その日が来るのを楽しみに気長に待っていこうと思います。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す