損切りは利確だ！という手法を手に入れるには、ただ手法を手に入れればいいだけではない

その昔、初心者の頃

適当にトレードをやってみるも、勝てるわけがないことに気づく

インジケーターなるものを知り、

移動平均線やボリンジャーバンドを知る

移動平均線、すごい！！これでトレードで勝てる！って思ったけど

もちろんそんなわけはなかった、、、

じゃあ、どんな手法なら勝てるのかなぁ？

っていうところから、手法を探しだす

ありとあらゆる手法を手に入れてはやめ、手に入れてはやめをくり返してました

手法を探してる時って、

4勝して、1敗しただけでも、その1敗がすごい負けた気になり、手法を疑ってしまってました

考えたらそれって勝率8割

めちゃくちゃ良いわけです

なのになぜかその1敗が気になってしまう

「負け」なんていやだ！となってしまう

その負ける順が途中にきたらもっと混乱します

1勝して、1敗して、3勝する

1敗のところで「あれれ？」と思ってしまう

実際のところでいうと、8割なんてそんな勝率良い手法なんてそうそうない

あったといても、

いきなりその手法をそんな上手く使いこなせるわけないので、

最初の方は、せいぜい6，7割程度になるでしょう

そうなるとなおさら、、、

勝ち、負け、負け、勝ち、勝ち、勝ち、負け、負け、勝ち、勝ち

これで本当に勝てるのか？と思ってしまう

1回1回のトレードに、一喜一憂してしまうと、

自身の解釈にもブレが生じてしまいました

ここ、かなり師匠にきつく教わったところです

「勝ちと負けの得失点差」と割り切って、

失点する時には、いかに失点を抑えるか、まずはここに集中

そして、確実に得点していくことが大事

そんな、手法以前の心持ちがないと

手法はなかなか成り立たないんだ、と

実は、手法を手に入れただけでは、なかなか勝てるようにはならない

まず、トレードするには、どんな心持ちでいることが重要か？

を知ってなければ、どうにもならない

どうにもならない、ということを知っていないといけない

その上で、その心持ちを基準に、手法を活かして使用することで、やっと得失点差で、勝てるようになる

初心者である場合は、そもそもそんな心持ちが大事なんて思いつきもしない

思いつく、

自覚として、必要だと思えるようになる、

そこへいくだけでも結構なプロセスを経ることになる

だんだんと気づいてきます

トレードって、「手法」っていうよりは、「メンタル」だ

「メンタル」っていっても、メンタルを強くしようとかそんな話ではありません

トレードって「メンタル」にどう影響を与えるか？

それらを経験とともにサンプルを積み上げていき、

そこに慣れる、スカす、なだめる、そもそも気にしない、

などというような、

絶対にある「メンタル」への影響と、どう付き合えばいいのか？

対処方法を見つけたり、

そもそもの見方を変えてスカす、などして、

トレードの本質と向き合う必要があります

そして行き着くのは

トレードは、メンタルとうまくバランスを取ることさえできれば、勝てるようになる

「手法」は道具である

「メンタル」は人それぞれなので、自身に合うものが何か？が大事

師匠がこうだからといって、こうしないといけない、わけではない

トレードが与える、自分のメンタルへの影響

それを、あれこれと手を尽くし、バランスが取れるようになる

同時に、バランスが取りやすいようなトレードの方法を考える

つまり「手法」

「手法」から逆算するのもありです

例えば私で言えば、

師匠の「手法」があって、その手法と、師匠の教えから

実際に手法を使ってトレードをした時の、自身のメンタルとのバランスの取り方を意識するようになり、

その「手法」で狙えるところはどこか？どのくらい狙えて、どのくらい損切りをするか？

損切りをしなければならない理由、理屈、実績を腹に落とせるか？

そういったところ、総合的に検証をしながら

「手法」を使ってトレードをする

その「手法」の得意なところはどこか？その「手法」でできないことは何か？

大事なのはそういったことも含め、しっかりと理解した上で

「手法」を使わないと、

自身のメンタルとのバランスは取りようがない、

ということに気づきました

利益を残すために、損切りをすることが前提　

ただ、損切りはなるべく少なめに抑えたい

損を上回る程度の得点を重ねていかないといけない

また、無駄に得点を欲張ろうとすることは、取れてた得点が取れずに終わってしまうってことにつながり、それも非常に良くない

そんなことを前提としつつ、

自身に合う「手法」でトレードすることで、

利益を残せるようにする

また、その利益を増やしていくことができるんだと思います