資格試験に身が入らない(相談事例9-2:自分(スキル))

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コラム
前回のお客様のお悩み・問題は、

今後転職を考えており、

転職に向けて資格を取ろうとしているが、

忙しくて勉強する時間が取れず、

この状況を何とかしたいというご相談でした。

以下がご相談後のSTEP1とSTEP2になります。



事例9-2.png



今回のお客様につきましては、

目標・あるべき姿を再設定することにより、

目標である転職に向けたお手伝いをしました。



今回のポイントは、

お客様が転職して何をしたいか明確ではなく、

とりあえず転職に有利そうな資格を勉強してしまっていた点です。



確かに転職する際に資格があることは有利です。

しかし簿記を持っていたとして、

例えば営業職への転職に有利になるでしょうか?

おそらく有利になることはなく、

むしろ財務等の職への転職を勧められてしまうでしょう。

すなわち、自分のやりたい職種に対して、

その職種で必要な資格でなければ意味がないのです。

とりあえず資格を持っていれば転職に有利等、

ここは最も勘違いしている方が多い点となります。



ですので、

今回は目標・あるべき姿を再設定し、

まずは目標を「自分のやりたい仕事をする」として、

自分が何をやりたいのかを明確にしていただき、

とりあえずやっている資格試験の勉強はやめ、

あるべき姿も「自分のやりたいことから逆算し、

やりたいことにつながる資格を取る」としました。

※対策の詳細はお客様のプライベートに関わるため、

この事例紹介では紹介しておりません。



結果としましては、

このお客様は自分が何をやりたいか深く考え、

結果的には転職はせずに今も会社に残っていらっしゃいます。

ただ、やりたいことは他部門だったとのことで、

その部門に行くために資格の勉強をしており、

その勉強は以前よりしっかり取り組めているとのことです。

また、そうした取り組みを人事にもアピールしているとのことでした。



今回ご紹介した事例につきましては、

資格の勉強は目標なくやることはあまり意味がなく、

必要に応じてやる方が、

気持ち的にも効果としても有効という事例でした。



【ご紹介】

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