こどものアレルギー喘鳴について

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咳の回で少しこどもの喘息について触れましたが、こどもの呼吸器官は未熟なので、風邪などから喘息様の症状があります。
こどもの喘息の定義は「小児の気管支喘息は、発作的におこる気道狭窄によって、喘息・咳嗽および呼気延長を伴う呼吸困難を繰り返す疾患」です。

今回はこどものアレルギー喘息についてお伝えします。
おさらいですが、喘息になると風邪の炎症のように気道が炎症を起こし狭窄してしまいます。喘息の場合は慢性的に炎症を起こし、気道狭窄をおこしてしまうのです。

★アレルギー喘息の原因
多くの場合、喘息児の原因の90%がハウスダストとダニです。花粉やペット、真菌カビなどの抗体も高いです。原因となるアレルゲンだけでなく、運動や感染・刺激ガスや天候の変化・ストレスによって誘発される場合があります。

★症状
呼気延長を伴う呼吸困難により、呼吸数が多くなり、陥没呼吸や起坐呼吸、チアノーゼや喘息、呼気時にゼーゼー、ヒューヒュー音が聞かれることがあります。また、乳幼児の場合は「5歳以下で反復性喘鳴があり、24時間以上続く呼気性喘息を3エピソード以上繰り返す場合、気管支拡張剤を吸入後に呼気性喘息・努力呼吸・Spo2の改善が認められる場合」に喘息と定義されます。

★喘息の症状が出た場合
気管支拡張剤が効果的です。また、症状が出た場合は悪化させない、室内の温度調整や加湿をし、すごしやすい環境つくりをしてください。また、喘息を繰り返さないよう、日頃からほこりやカビ、けむりなどを避けるような環境整備をしましょう。

喘息の発作が出た場合、こどもは呼吸が苦しくなります。喘息の症状が出現した際にはすぐに医療機関を受診しましょう。

また、こどものアレルギーに関しては前回投稿した食物アレルギーについてご一読ください。

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