こんばんは。
MOCHIDESU です。
今回は、「制作編 #18 制作の流れ (リピーター編)」
ということで進めていきたいと思います。
サイトへの訪問が1度きりで良くて、
リピートが必要ないケースに該当する方は、
今回の内容はスルーしてくださいね。^^
前回は、効果測定ということで
「最終目標にたどり着くまで、効果的か?」ということについて
整理しました。
確認するポイントとして、3点。
①アクセス数 アクセスを稼ぐのに掛けた費用がどれくらいか
②効果 最終目的にたどり着くまでの道のりは効果的か
③ターゲット 誰に向けて広告を出しているか
前回は、いかに新規のターゲットユーザーを獲得するか。
という前提で進めていました。
ターゲットユーザーが最終目的にたどり着く道は、
以下のようになります。
「認知 → 関心 → 来店 → 検証 → 行動」
では、今回は、
最終目標にたどり着かなかったケースを整理・検証してみます。
たどりつかなかった箇所で、何が原因かを探ります。
【場所】 【考えられる原因】
①認知前 → 広告媒体の見直しが必要
②認知後 → 広告文の見直しが必要
③来店(サイト表示)後 → ホームページ(TOP)見直しが必要
④各ページで離脱 → 主には以下のようなものがあります。
価格表ページ → 単純に価格で負けた可能性アリ。
サービス(商品)ページ → サービス内容が刺さらない。
魅力的でない。
わかりにくい。など
お問い合わせフォーム → 項目が多すぎる可能性。必須項目が多い。
⑤行動までたどり着いた◎
・実際にお問い合わせが来た。
・採用フォームから応募があった。
・予約が入った。
・購入された。(ECサイト) など
①~④で
どのページで離脱(離れてしまっている)かを確認する必要があります。
分析した結果、原因を追究し、修正して再検証をする。
ということを繰り返して精度を高めて、最終目標にたどり着くようにします。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、
アクセス数に対して、ゴールまでにたどり着いた率を
「コンバージョン率」と言います。
前回のお話で例に挙げた、確率のことですね。
これですね。
↓↓↓↓↓↓
確率としたら、
「100万人にアクセスしてもらって、1名採用する」→0.0001%
「100 人にアクセスしてもらって、1名採用する」→1%
もう1つ、例を挙げると
「100 人にアクセスしてもらって、50件問合せが来た」→50%
「100 人にアクセスしてもらって、 1件問合せが来た」→1%
つまり、
上段は、100人がホームページにきて、50人が最後の問合せまでしてくれた。ということです。
下段は、100人がホームページにきて、1人だけ最後の問合せをしてくれた。
ということです。
まずは、この「コンバージョン率」を高くすることを目指します。
「途中の離脱を減らす」ということにもなります。
前置きが長くなりましたが、
今回、私が個人的にお伝えしたかったことは、
「リピート率」を高くすること です。
なぜかというと、
大変な思いをして、コストをかけて、最終ゴールにたどり着いて
何かしら、会社かお店に1度アクションを起こしてくれた方々が、
2度目以降来なくなる。という事も離脱
として考える必要があると思うからです。
先に結論からお伝えすると、
「リピート率を挙げる為には、満足度を上げる」
「満足度を上げる為には、ギャップを限りなく減らす。」
必要があると思っております。
何のギャップかというと
「お客様の何かしらの期待値」と
「実際に提供(提示)する商品やサービスや人など」
のギャップのことです。
要は、満たせなかった部分。不満に思った部分ですね。
お客様はホームページを見て、何かしらの期待をもってアクションを
起こしてくれました。
事前にホームページを見たりして、初回のアクションを起こしました。
その後に、離脱したということは、
①何かしらの期待していたものが得られなかった。
②期待値が大きすぎた。
もしくは、1回だけで良くて2度目はここである必要がなくなった。など
なにかしらの原因があります。
冒頭に申し上げたとおり、お客様の1回限りを望んでいるケース
また、戦略としてリピーターを獲得しなくて良いケースは、今回は除きます。
ただ、1回だけとしても、
お客様のなにかしらの期待に応えれていなかった。
満足していなかった。可能性はあります。
リピートされなかったポイントが2つ。
①提供しているサービス・商品・人などの質が低かった可能性
②お客様に事前に伝えている情報がうまく伝わっていない可能性
①に関しては、他社との競争の部分なので、満足度を上げる為には
質も高めていく必要はあります。
問題は、②です。
これが原因で、集客できない。とか問い合わせが来ないとか。
が起きていることが多い印象です。
先日、テレビCMのJAROの話をしました。
「ウソ・大げさ・紛らわしい」というキャッチコピーで
こういう広告はダメですよーという内容です。
もちろんウソは良くないですが、広告ってイメージ良くしがちです。
イメージを良くすることがいけないわけでもありません。
イメージ通りのサービスや商品、会社だったり、人だったりであれば問題ありません。
そこに何かしらのギャップが生じるとトラブルになります。
限りなく、ここのギャップを少なくした方が、
お互いにハッピーです。
要は、「ホームページの内容」と「実際」とでギャップが生じている。
ということです。
ありのままをホームページで表現できれば、それは良いです。
「本質を伝えること」が大事になってきます。
ギャップの原因を考えると・・
・イメージと実際とで乖離がある。(イメージ先行)
・ホームページはきれいだけど、実際はブラック。(隠ぺいしているケース)
・伝えたい内容がわかりにくい。(情報不明瞭)
・情報が足りていない。(情報不足)
・サービス・商品・人の質が低い。(質が低い)
など いろいろあります。
確認するポイントとしては、
①「ホームページ」に「現実」が忠実に表現されているか。
②「ホームページ」に書かれていることに「現実」があっていないか。
ギャップを解消させる対策としては、
・ホームページの見せ方を検討する。(質・量)
・サービス・商品・人の質を向上させる。
また、ギャップを極力なくして、
事前により正確に伝えることで最終目標に到達させないことが
お互いにハッピーだったりすることもあります。
結果、ギャップが少ない状態で来てくれた方が、
満足度が上がり、リピート率も高まります。
長い目で見たとき、「リピート率」に着目してみると
効果的で面白いと思います。
と同時に、
1度来ていただいたお客様が来なくなるときは、
その原因を拾いづらいという難しい問題もあります。
長くなりましたが、いかがだったでしょうか?
私の勝手な偏見も入ってたりするので、
みなさまのいろいろな意見とかもいただけると嬉しいです♪
次回は、「制作編#19 制作の流れ (改善編)」として
整理してみたいと思います。
最後まで御覧いただきありがとうございます。
些細なことでもコメントいただけるとありがたいです。