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「滅びゆく者のために」

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 :ミハイル・カミンスキー(ミーシャ)のセリフ

昔からガンダムが好きなんですが、その中でも大好きなセリフの一つです。

ミーシャはジオンの軍人、いわゆる敵キャラです。脇役です。酒飲みのおっさんです。

勝ち目のない作戦で、勝っても負けても援軍は来ない、しかも核兵器で仲間もろともまとめて消しちゃおうという味方の作戦を知らされた後のこと。
この話を聞いてからも作戦を中止せずに、出撃前にリーダーと乾杯するときに言ったセリフです。

自分が死ぬことも、自分たちが負けることも悟ったうえで、それでも戦いに向かうという軍人の使命や責任が感じられる一方、命令には服従のような社畜的なところも感じられるシーン。


学生の頃見るとただのやられ役のおっさんって感じだったのですが、大人になり会社員になってから見ると、かなり共感するキャラクターでした。

今の時代、組織のために尽力しようという人はどんどん少なくなっているかも知れませんが、こういう昭和な感じのする人はなんだか好きだったりします。
哀愁漂うおっさんですね。

一見パッとしない人でも、置かれている環境を考えるといろいろなことが見えてきたり分かってきたりします。
相手を理解するうえで、相手の立場になって考えるということは大事ですね。


ちなみにこのおっさんが乗るモビルスーツはケンプファーというなかなかかっこいいデザインの機体で、それもまた好きだったりします。


また、このポケットの中の戦争は6話完結ですぐ見終わるので、ガンダム入門編としてもおすすめです。

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