今日の「会社~1~」#3

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テレワーク明けや前日は、やたらと荷物が多い。
ノートPCや、保存用の様々なメディアがぎっしりとリュックに詰まっている。

特に今朝は、漫画好きの輩に持たされたコミックが11冊もある。
「来月からテレビアニメが始まるから、その前に絶対読んでおいた方が良い」と先週末に全巻持たされたのだ。

老眼鏡が手放せない者としては、かなり荷が重い。
「返すの時間かかるからね」と釘を刺して持ち帰った。

漫画は好きだが、限りある時間の中でどうせ読むなら小説を選ぶ。
漫画は映像で十分だ。
現に、最近の映画やドラマの原作はほとんど漫画で、アニメ化もしてくれる。
「テレビもつまらないから、ボチボチ読めばいいか」ぐらいの気持ちで読み始めた。


なんだこりゃ~~!!!


私が知っている漫画じゃない!
セリフもト書きもほとんどない!
画で読ませているのだ。(漫画だから当然か。。)
ストーリーはかなりグロいが、とにかく展開が早い。
画をしっかり読み込まないと「?????」の連続になる。


「こんな作家相手にして、編集者も大変だな」と感服した。
しかし本当にすごいのは、これを読みこなす読者だ。

小説は行間に思いをはせ、時には本を閉じて瞑想にふける。
今の漫画はこのひとコマに全てが詰まっている。
世界が拡がる。(いまさらでごめんなさい)
同じ作品でも紙、映像、電子書籍とこんなにも違うのかと衝撃を受けた。

それを理解する能力を仕事に生かすことはできないか。。。

これは研修プログラムやマニュアルを大幅に改定したほうがいいかもしれない。


先ずは今日の午後から始まる採用面接。
100人は超えるであろう全ての応募者に聞いてみよう。
「キミは漫画をどんな媒体で読む?」

適材適所に生かせたらいいな。。。
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