広告運用の必須知識「ブランドセーフティ」とは? -悪質なサイトへの広告掲載を防ぐ方法-

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ビジネス・マーケティング
ディスプレイ広告やリマーケティング広告といった、
ディスプレイネットワークに配信される広告(GoogleやYahoo!の検索結果画面ではなく、ブログなどの様々なサイトに表示される広告)の運用の際には、
「知らないうちに、評判の良くないサイトにも広告が表示されてしまう」
という問題が発生することがあります。

実際の事例で、マンガを無断掲載していた漫画村というサイトが
社会問題になったこともありましたね。

実はその時、ある企業の広告が、
〇〇村に広告が掲載されていたことが話題になりました。

このように、ディスプレイ広告やリマーケティング広告を出稿すると、
こうした悪質サイトへも広告が掲載されてしまう事やそれを保護する取り組みは「ブランドセーフティ」と呼ばれています。

 そこで今回は、そのような
「悪質なサイトに広告が掲載されないためには、どうしたら良いのか?」
という疑問について整理していきたいと思います。


1.ブランドセーフティとは
まず、「ブランドセーフティ」の定義について確認します。

ブランドセーフティとは、「広告出稿が原因で企業や製品のブランドイメージを毀損するリスクと、そのリスクにどう対応するかに関すること」です。
先ほどの事例の様に、「問題のあるサイトに広告が掲載されてしまうリスク」や、「それにどう対応するのか」という対策も、
ブランドセーフティという言葉に含まれています。


2.どのような問題があるのか

ブランドセーフティでは、評判の良くないサイトに広告が表示されることによって、ブランドの価値が低下するという問題があります。

また、反社会的な組織に資金提供をしてしまう、という重要な問題も指摘されています。
これは、「反社会的な組織が運営するサイトに広告が掲載されてしまうことによって、そのような組織に広告費が支払われてしまう」
という問題で、気が付かないうちに反社会勢力に資金提供をしてしまうことにもなりかねない重要な問題といえます。


3.解決策はあるのか

解決策としては、下記の2点があります。
①広告を掲載するサイトを指定する
②リスティング広告を出稿する

実際に、ほとんどのアドテク企業は、「著作権を侵害しているサイト」や「露骨な暴力表現を扱うサイト」に広告が出稿されることを防ぐため、広告が表示されるサイトにフィルターを設けています。

さらに、Google広告では「プレースメント」という設定にて、信頼できるサイトのみを指定して広告を出稿することで、このように危険のあるサイトを除外することができます。

このような対策をとることで、ブランドを既存する危険のあるサイトに広告が掲載されるリスクを減らすことができます。

また、ディスプレイ広告の代わりに、リスティング広告を出稿・運用し成果を出すことでもこのような問題は解決できます。
リスティング広告では、GoogleやYahoo!の検索画面にのみ広告が表示されるため、ブランドセーフティの観点からは非常に安心できる出稿方法です。

リスティング広告に興味をお持ちの方は、
下記よりサービス内容を確認できますので、ぜひご覧ください。

ディスプレイ広告やリマーケティング広告を出稿する場合は、
自社の広告がどこに掲載されているのかをよく確認することがおすすめです。

例えば、Google広告ですと、管理画面の「プレースメント」から、どのサイトに広告が表示されたのかを確認することができるので、
随時モニタリングをして、評判の悪いサイトに広告が表示されていないか確認しましょう。

皆さんの広告が、ブランド価値を高め、
受注などのゴールにつながることを願っております。
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