継続に必要なこと

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継続することは重要だ。継続は力ないと昔から言われてきているから、間違いないことだ。だが、継続することは難しい。難しいからこそ格言が生まれてくるわけだ。では、継続することが難しい原因は何だろうか。

継続するためのポイントは2つあって、まずはどういったことを継続させようとしているかということだ。2つ目は、どうやって継続させようとしているか、つまり、WHATとHOWだ。

最近はやりの「WHY」から始めようという考えによれば、ここには必ずなぜ、それをする必要があるのかという部分が欠かせないということだが、それは当然のものとして、今回はこの何をどうやってに集中して考えてみよう。

まず何を継続させるのかということでポイントとなるのは、やり続けることに対して、自分のモチベーションが続くかどうかという点にあるだろう。やり続けても苦にならないことであれば、自分がやっていて楽しめるものか、成果が目に見えてわかるものということになる。ダイエットであれば、体重が減っている、体形が変わってきているということがわかれば楽しく続けることができるだろう。

人は成果が出ていることに対してモチベーションが上がりやすい。これが、成果が見えにくく、楽しめないのであれば、これは継続が難しい。例えば、語学や楽器などは、すぐに成果が表れにくいので、継続するための工夫が必要になってくるだろう。

どうやって継続させるのかに関しては、一回一回の内容が高度であったり労力がかかりすぎるようであれば、継続は難しいだろう。三日坊主で一番多いのがこの1回に対する負荷の大きさであるといえる。実施をするために準備に手間がかかったり、特定の場所で実施をする必要があったり、そもそも一回の内容が濃すぎたりということが原因となる。

ダイエットでジムに通うといっても、場所が遠かったり、一回一回着替えが必要であったりすれば、それだけで継続する可能性が低くなってしまう。また、語学や音楽の練習が一回当たり厳しかったり、宿題が出てそれがやりきれなかったりすれば、それだけで嫌になって続かなくなってしまう。

続けることと続けないことであれば、続けないことの方が楽に決まっている。そういう感覚を持っている限りは、続くはずもない。まずは、適度な負荷で、すぐにできることや普段の行動の延長線上で行えることを中心にタスクを検討することが大事だろう。

継続するためにいろいろな工夫をすることも重要だ。よく言われるのは、自分以外の人を巻き込むこと。一緒にやる約束をしたり、実施を報告することが義務付けられると、どうしてもやらざるを得ない環境になる。

やらざるを得ない環境をいかに作るかがこの工夫のポイントだ。また、楽しむための工夫も必要だ。ある回数こなしたらご褒美があったり、日々の活動記録を見えるかして、達成感を醸成する環境を作るといったこともできる。あえて誰かと約束をしなくても、状況は発信することで、自然と仲間や応援してくれる人が増えることもあるので、そういった工夫もある。

そして、最も継続するために重要なことは、習慣化することだ。習慣になってしまえば、考えることなく行動する。継続できない一番の理由は、何かするたびに何をするかを考える必要があることだ。考えずに勝手にやる行動になっていれば、継続は簡単だ。いかに考えずに行動に移すようにできるかが、継続するうえでのポイントになる。

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