いつかはギターでアドリブ演奏がしてみたい。
自分のイメージ通りにメロディーを奏で、観客を魅了したい。
ギターを弾く人なら誰もがそう思うでしょう。
さて、アドリブに挑戦するなら、まずなにから手をつければいいでしょうか。
巷にあふれる一般論では、「キーを把握する」「スケールを覚える」などでしょう。
メジャースケール、マイナースケール、ペンタトニックスケール・・・など、名称さまざま、呪文のようなスケールがたくさんあります。
しかし、言われた通りスケールを覚え、バッキングに合わせて、いざアドリブを弾いてみると・・・「合ってるような、なんだか違うような。」「まあ、外れてはいないだろうけど、気持ち良くはない。」
そんな、感想が浮かんでくるのではないでしょうか。
自分のイメージ通りとは程遠い演奏なのではないでしょうか。
それも、無理はありません。
スケールばかりを見て、アドリブ演奏をしようとしても、なんだかとりとめのない演奏になってしまうものです。
そんなあなたへずばり言いたい
スケールを覚えただけでは、「気の利いたアドリブ」は弾けるようになりません。(音感が抜群にいいなど例外はありますが)
いままでの常識は、ここできれいさっぱり捨て去ってください。アドリブ演奏するうえでスケールを意識することは、もうやめましょう。
そもそも、「スケール」は、アドリブでソロを演奏しようと考える上では、抽象度が高くて、情報量が少なすぎます。
ならば、どうすればいいのか。
その方法をお教えしたいと思います。