こんばんは、アニマルコミュニケーターのkazukoです。
暑くなってきましたね、皆さん体調はいかがですか?
私は暑いのが苦手です。
特に梅雨の時期は体が暑さに慣れていないせいか疲れやすく、何もする気がおきなくて…
きっと私と同じような方がたくさんいらっしゃるでしょうね。
ご自愛しましょうね。
さて今日は、「犬には人の死期がわかるの?」について書きたいと思います。
「愛犬・愛猫と暮らせる特別養護老人ホーム」で暮らす看取り犬の文福さんのお話は、ご存じの方もいらっしゃると思います。
ある入居者さんが亡くなる2日前、文福さんはずっとその方のお部屋の前でうなだれていたそうです。
翌日はお部屋に入り、その方のお顔をじっと見つめていたそうです。
さらに翌日、文福さんはベッドに上がり、その方に寄り添いお顔を見つめていたそうです。
その数時間後に、その方は静かに息を引き取ったそうです。
文福さんはこうやって、何人もの方を看取っているそうで、書籍にもなってます。
科学的根拠はないそうですが、死期が迫ると人は独特の匂いを発するのではないかと、なので鼻のいい犬にはわかるのかも…
科学的には説明がつかないというのが結論のようですが。
話が変わりますが、私の夫は5年ほど前にガンで亡くなりました。
闘病期間はたったの9ヶ月、何回か入院はしたけど基本は在宅医療をでした。
夫は動けるうちはリビングに布団を敷いて過ごしていて、モコも夫の布団で一緒に寝たりしてました。
夫が立ち上がるのが大変になってきて、介護用ベッドで過ごすようになるとモコはほとんどベッドに近づかなくなりました。
場所は同じリビングなのですが…
病状は日に日に悪化して、訪問看護師さんに「もしかしたら、今日かもしれません。知らないうちに旅立ってしまうこともあります」
そう言われても私は、「何か手立てはないか、薬はないか」とパソコンで検索をしていました。
娘や夫の弟に連絡もせず、「大丈夫、うちの人は死なない」と思いながらパソコンに向かってました。
(私は平常心を失ってたんですね…)
そんな時、モコが突然、夫のベッドに走り寄ったのです。
ベッドに前足をかけ、上がりたそうだったのでベッドに乗せてあげました。
その時、夫はもう意識はありませんでした。
モコはゆっくり匂いを嗅ぎながら、夫の周りを一周して私を見ました。
「もう、いいの?降りたいの?」と聞くと、モコは私の腕の中に。
ベッドから下ろすと、スーッと離れていきました。
それから数分後、眠っていた夫の呼吸が変わり、静かに息を引き取りました。
パソコンばかり見てる私に夫が、「モコ、『もう俺行くよ』って母ちゃんに教えてやってくれ」って呼んだのかな?
それとも匂いを感じたのかな?
いずれにしても、不思議な出来事でした。