自作パソコン静穏・熱遮断の道のり(前編)

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IT・テクノロジー
そもそもそれまでも音に悩まされていた。自作は勿論デスクトップタイプだと特にファンの音が気になる。ハイスペックのCPUを使うとなると温度を下げるのにも気を遣うから必然的に冷やすためにファンが必要となる。
簡易水冷とかはファンをあまり使わないからとか考えていたが結局ラジエーターの方に熱が溜まるのを防ぐにはファンが必要。空冷よりはうるさくないが熱量保存の法則とでも言うべきか結局CPUから排熱される熱量は空冷・水冷どちらも変わりないはず。こんな風にスチールラックにプラスチックダンボールを貼り付けた状態では音はかなりマシになるが熱がこもる。
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この静穏と熱問題を解決すべく試行錯誤してみた。

このスチールラックではプラスチックダンボールの一部にパソコン起動連動でファンから排熱することをしていたが効率が悪いのと排熱するのが部屋の中ということで夏になると部屋の温度が上昇してしまい根本的に熱の問題が解決しないのは悩みだった。

パソコンの存在感を消すアイディアはいくらでもあった。
近年になって普通に机の引き出しにパソコンを入れる。486時代には考えたもののすぐあとになってCPUとか電源が爆熱になってそんな事をしても机が熱くなったりパソコンに不具合が出たりするので解決にはならなかった。
押し入れに入れるというアイディアもあった。しかしこの場合は現在は無線のキーボードやマウスがあるが当時はあまり普及はしていなく、有線ならばコード類をかなり延長したりしなくてはいけなくて、映像のコードに至ってはVGAケーブルなど延長すると映像に滲み等が出るためこのアイディアも一部の人にはいいけどうちでは無理だった。勿論排熱の問題も解決しない。

そういった状況からアイディアが枯渇してしまってしばらく経過した。
(つづく)


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