先日、テナントの賃貸を検討いただいてる方とお話していたら、本業以外に2つも副業されてるそうなんですね。
すこし前の感覚だとビックリしてしまいますが、最近は、そういうお話を聞いても驚かなくなってきました。
何も独立している人に限らず、会社員でもダブルワーク…のような話を良く耳にしますよね。
コロナ禍の影響からの社会変化から、最近では副業を認める企業が増えて来ているようです。
仕事を自由に選択できるようになってきたんですね。
あなたはどこで仕事してますか?
テレワークは、スマホやタブレット、パソコンでの仕事がメインです。
それなら当然、働く場所はオフィスじゃなくたっていいですよね?
でも、在宅で仕事なんてできない!って人も中にはいるようです。
たしかに家の中で働くスペースをつくるって簡単じゃないですよね。
ましてや、今は共働きの家庭が多いです。
想像してみてください…夫婦2人で在宅ワークしてる姿を。
それぞれに携帯が鳴りまくって、それぞれオンラインで会議や商談をして…
狭いオフィスで人数が密集するのもイヤなのに、狭い家の中で2人して仕事してたら、集中できたもんじゃないですよね…
更にはオフィスにいけば聞こえない、子供が見てるTVの音や騒ぎ声…ぼくなら絶対無理ですww
「どこを働く場所として選ぶのか?」
これは、今、日本で働く人の大きなテーマです。
そんな中、例えばビジネスホテルでは「ディユースプラン」、いわゆる日帰りで滞在できるサービスが広がっているようです。
Wi-Fiはもちろん、建物敷地内にコンビニを併設したり、ビジネス利用を意識したサービスが目立ちます。
こんなサービスが増えてくると、自分が勤務してるオフィスの所在に関係なく、全国どこでもオンラインで仕事できますよね。
オフィスは共有する時代!?
オフィスのあり方も変わって来ており、会員同士で共有して好きな時間に利用する「コワーキング施設」も増えて来ています。
例えば営業マンが営業先からオフィスに戻らず、そこでタスクをこなせたり…
オフィスを持たない事業者がそこで仕事できたりするイメージです。
こうなると、会社まで通勤しなくても、駅近くだったり車でのアクセスがいいコワーキング施設と自宅の行き来で良くないですか!?
働く人にとって「仕事をする場所の自由」が進んでいます。
そして、テレワークで、通勤や情報処理=仕事の時間が掛からなくなって「仕事以外の時間の自由」が増えています。
だからこそ、副業を認める企業、副業する人が増えて来て「仕事自体が自由」な時代になってきてるんですね。
不動産は、人の流れる先にあるそもそもの「器」みたいなものです。
働く人の普段の生活、行動の変化から、これから不動産のあり方も大きく変わりそうです。