失恋で一番苦しい時間は、意外にも「朝」だったりするよね。

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コラム
夜は苦しみや悲しみにじっとり浸かれます。

失恋ソングを何度もリピートしたり、
思い出の写真を見返したり、
復縁に役立ちそうな記事を読んでみたり。

夜は、失恋した気持ちをケアする要素も時間もたっぷりあります。

でも朝が来た途端、
世界が急に自分を残して動き出したような、
自分の気持ちが置いていかれたような、
裏切られたような気持ちになるのです。

昨日もあんなに苦しんだのに…
涙をこらえて耐えたのに…

蓄積した苦痛の時間がすべてリセットされ、
また彼のいない1日が与えられる。

永遠に苦しめと言われてるような、
終わりのない底なし沼に導かれているかのような感覚。

世間に合わせて動き始めるしかないのか。

眠れなかった頭と心を連れて、
着替え、メイクをし、家を出る。

仕事や学校で彼と顔を合わせる日は、
メイクを念入りにしてしまう。

彼が見てくれているんじゃないかと
まだ期待をしてしまう自分が嫌いだけどしょうがない。

彼に会えないとわかっている日は
無意識に手を抜いている。

メイクをする理由もなければ気力も起きないから。

ルーティンをこなしてても
頭は彼のことでいっぱいだからしんどいです。

自分の気持ちを置いてけぼりにしないためにも、
思い切って休んでしまおうか。

いや、
世間に合わせて動いていたほうが
考える時間がなくて済むから楽だ。

私だけじゃないはず。

みんなそうやって気持ちを奮い立たせて
朝を動き始めるのだろうと思います。

止めたくても止められない朝。
動き出すのが苦しい時はこう決めてみてください。

今日は無理して笑わなくてもいい。
今日は自分から挨拶しなくてもいい。
今日は怠けてもいい。
今日は他人の心配なんてしなくていい。

だってこんなに大変な恋を終わらせる
大仕事をしている最中なのだから。

気持ちを抱えて朝を動き始めただけでも、
朝に動き出せずに今日1日抱え込んでるだけでも、
あなたはじゅうぶん強いよ。

ひとつだけ確実なことがあります。
今日も時間は確かに進んでいるということ。

自分では気づかないくらいちょっとずつだけど。
昨日より確かに傷は小さくなっているからね。

大丈夫ですよ。安心して行ってらっしゃい。
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