入籍早々家庭崩壊!手放しかけた幸せ、そして取り戻した幸せな家庭 〜僕が経験したどん底からの復活劇〜

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毎朝起きるのが楽しい
夫婦関係は文句なし
仕事の人間関係も良好
1日1日が常に楽しくてストレスフリーな毎日
そんな幸せいっぱいな毎日を過ごしている僕ですが、
実はこんな過去があります。

結婚を機に、5000万円のマイホームを購入するもすぐに家庭崩壊。職場での人間関係も悪く、上司から理不尽な事を言われ続ける日々。何を考えてもネガティブな思考しか働かない。朝が来るのが嫌だった、仕事に行くのも嫌だった、家に帰るのも嫌だった。

 5000万円の借金を抱え、家庭崩壊し、仕事も上手く行かない。
そんな僕が現在の幸福を掴んだ方法をここに記す。

幸せを決意したあの日


 2020年9月26日僕たちは入籍した。
「2人で幸せになろう!」そう決意した日だった。
 実は入籍前、既に注文住宅の購入のために動いていた。コロナ禍ということもあり、親には「こんな状況で住宅ローン組むなんて正気か!?絶対に反対だ!」と言われていたが、僕たちの意思は堅く親の意見を押し殺し無理矢理納得させていたのだ。
 そして役所で婚姻届を出したその足で住宅の契約に向かった。契約時の説明はとても長かったし、ハンコも一生分押したと思う。このハンコが契約の証になる。一つ一つが重く感じた。
「これで幸せな生活を送ることができる!」ワクワクが隠せなかった。

 僕はこの時に「絶対に家族を幸せにする!」そう誓った。

理想と現実

 理想だった結婚生活が始まり、「幸せな毎日を送れる!」そう思っていた。
 しかし、日に日に、お互いの理想象が固まってくるにつれて、価値観の相違で喧嘩するようになった。喧嘩の内容は毎回本当に些細な事だ。
 詳しいことは割愛するが、喧嘩のきっかけはいつも本当に小さなことから始まる。
 だが、時にその些細な事が大きな争いを生み出すトリガーになり得るのだ。僕たちはその些細なトリガーから毎日喧嘩をするようになった。

自分の居場所がわからない

 いつからだろう。僕は家に帰るのが嫌になった。
今までは仕事が終わると、1秒でも早く家に帰っていた僕。職場から早く出たいという気持ちと、早く家でご飯が食べたいという気持ちから、僕は仕事が終わると一目散に自宅へ帰っていたのだが、いつからか家にも帰りたくなくなったのだ。
 友人から話は聞いていた。
「結婚すると嫌なところばかり見えてくる。結婚なんてするもんじゃない。」と。
 その時の僕にはわからなかった。「一生を共にすると一度でも誓った相手となぜそうなるんだ?」とそう思っていた。
 だってそうだろう。一生を誓い合ったパートナーと不仲になるなんてあり得ないだろう。
 結婚する前にお互いの価値観の擦り合わせができていたらそんなこと起きないだろうよ。当時の僕はそう思っていた。
 それなのに、ふと気がついた時には、友人が言っていた状況に僕が陥っていた。
 嫌な雰囲気の職場から早く出たいという気持ち、喧嘩ばかりの空気の悪い家に帰りたくないという気持ち。僕は完全に居場所を見失っていた。
 しかし、結局は帰らなければならない。僕はモヤモヤとした気持ちを無理矢理抑えつつ、毎日終業後、自宅へバイクを走らせていた。
 大好きなバイクも、いつからか楽しさを忘れ移動手段となり、僕の中から日に日に好きなものや自分の居場所がなくなっていった。

当たりどころの無い怒り

 世の中の人々は、は嫌なことがあった時、どのように対処しているのだろうか。
 休日にお酒を飲んだり、趣味を堪能したり、買い物に行ったり、好きなものを食べたり、人それぞれにあらゆる発散方法があると思う。
 僕も持っていた。それは…

"バイクに乗ること"

バイクは僕にとって最高の趣味だった。10代の頃から好きで10年以上続けてきた。
 そんな大好きな趣味だったバイクも、毎日のように起きる喧嘩からなのか、次第に楽しさがわからなくなっていったのだ。

 自分の気持ちにも変化が起きていることを実感すると共に、次第に何のために生きるのかすら疑問を抱くようになった。

「自分は何のために生きているのか?」
「何がしたいのか?」

そして、好きな趣味で発散すらできなくなった僕は、毎日のように起きる争い事の鬱憤をどうやって吐き出せばいいのかわからなくなっていった。
 溜め込むだけでは自分がダメになってしまう。どうすればいいのだろうか。
 吐きどころの無い鬱憤を晴らすのに僕が起こした行動は…

"物を壊すこと"

 家にあるテレビ、パソコン、ソファー、扇風機、机など、あらゆる物を壊した。大きな音、物を破壊する時の感覚、それがその時の僕にとってはとてつもなく快感だった。
 その快感を覚え僕は喧嘩をする度に物を壊すようになった。

奇跡的な出会い

 物を壊すようになってから、少しずつ自宅から物が減っていき、生活が不便になっていった。
 そりゃそうだろう。興奮状態の時は何も考えず思考停止でとにかく目の前にあるものを壊しているが、冷静に考えたら必要な物を壊しているのだ。その時はいいが、冷静になると壊したことに後悔する。自宅から物が減っていくし、買い替えるのにお金もかかる。家計に与える影響はかなりでかい。

「こんなんじゃダメだ!!」

 危機感を感じた僕は、何とかしなければと悩んでいた。

 そんな頭を抱えている僕に、人生が変わるきっかけが舞い降りてきた。

人生が変わるきっかけ

 人生が変わるきっかけとの出会いは急に訪れた。それは、通勤中の出来事だった。僕は、通勤中にYouTubeの動画を自動再生して聴き流す事が毎日の日課なのだが、その時にたまたま再生された動画がこれからの僕を大きく変えることとなった。

 その動画とは…
”アドラー心理学、嫌われる勇気の要約動画”だ。
僕はバイクを止めて、その動画を再生リストに保存した。仕事中その動画の中で言っていた内容が頭の中で自動再生されるほど衝撃的な内容だった。
 仕事を終えた僕は本屋に直行し、"アドラー心理学 嫌われる勇気"を購入した。本を買うのは何年振りだろうか。お恥ずかしい事だが、今まで僕は本というものに関わることのない人生を送ってきた。おそらく最後に買った本は、中学生時代大っ嫌いだった"朝の10分間読書"の時間に読むために買った小説が最後だったと思う。落ち着きの無かった僕にとって、10分間読書の時間は苦痛だった。その経験からなのか、僕は本が大っ嫌いだったのだが、そんな僕が本を購入したのだ。
 自宅に帰り、アドラー心理学 嫌われる勇気を手に僕は1つ目標を作った。

「1日1ページでもいいからこの本を読む!」

その日から僕は何があっても本を開いた。
 2行読んだだけで睡魔が僕の瞼を閉じさせようと、本を読んでいる僕の視界を妨げた。5分も持たない。読み初めは全く進まなかった。しかし、せっかく買った本を無駄にしたくないと、少しずつ少しずつ読み進めた。

 そして1ヶ月後、僕は嫌われる勇気を読み終えた。この本が僕の人生を大きく変えるきっかけとなる。

決断と行動

1冊を読み終えた僕は達成感に浸っていた。
今思えば、1冊読むのに1ヶ月もかかるなんて「お前はカメレオンか!」とツッコミを入れたくなるほど時間が掛かったが、あの僕が本を読み終えた事が自分にとって大きな成功体験となった。
 その成功体験を機に、僕は色々な本を読み漁るようになった。
相変わらず2行読んだだけで睡魔が襲ってくる癖は付き物ではあったが、本を読むことで新しい考え方を身につけられることを知った僕は”心理学、哲学、仏教、"などあらゆる本を読むようになった。

 あらゆる本を読みあさることで、何となく自分に足りない所がわかった気がした。
 それは…

"他人ではなく自分が変わること"だ。

 どれだけ良い言葉を知っても行動しなければ何も変わりはしないのだ。
 僕は、心の底から周りの人を幸せにしたいと思っている。しかし僕の性格と言ったら、神経質なことから落ち込みやすく、人がどう思っているか常に気にしていて、他人が話している所を見ると自分の事を言われているんじゃないかと勝手に解釈してしまう。それにせっかちで怒りっぽく自分の意見が全て正しいと思っている。

一言で言ったら"自分勝手なネガティブ人間"だ。

僕は、ポジティブな人間だと本気で思っていたが、自己分析してみると実際、根はネガティブだと言う事がわかった。そんな人間が他人を、家族を幸せにできる訳がない。
「まずは自分を変えることから!」そう考えた僕は、書籍に書いてあった人生を変えるあらゆる方法を自分の生活に取り込むことに決めたのだ。

セルフイメージを変える自己改造プラン

 次の日から、日常に自己改造プランを盛り込んだ。
早起き、瞑想、アファメーション、日記、運動、読書、感謝、などなど他にも沢山あるが、あらゆる方法を日常に取り入れた。
 しかし、新しいことを日常に取り入れることは容易いことではなかった。日常に取り入れるには時間が圧倒的に足りなかったのだ。
 色々と悩んだあげく、自分の生活からあらゆる物を捨てる決意をした。友人との連絡、バイク、ゲーム、など1日において大きく時間を割いている物を一気に日常から排除することに決めたのだ。そして、今まで時間を割いていた事を排除することによって時間の余裕ができ、その時間を全て自己改造の時間に費やした。

 自己改造を始めて2ヶ月程経った頃だろうか、初めは面倒くさかった自己改造プランも次第にやる事が当たり前になってきた。そして、時が経てば経つほど僕自身にも次第に変化が見えてくるようになった。

 "ストレスと感じていた事があまり気にならなくなってきた"のだ。

 その成果に僕は嬉しくなって自己改造が楽しくなり更に成長を目指したくなった。そして、次第に生きる価値と自信がみなぎってくるようになった。

感情は周りに伝染する

 半年ほど経った頃だろうか、今まで僕の行動を小馬鹿にしていた妻にも変化が訪れた。

"自主的に書籍を開き学ぶようになった"のだ!

 実は、自分を変える決意をしてすぐ妻にも学ぶ事を勧めていた。
しかし妻は学ぶ気にならなかったようで、僕の話をスルーしていた。そんな状態で押し付けるのは良くないと思った僕は、人に勧める前に自分が変わるべきだと思い妻にはそれ以上何も言わなかったのだ。そんな妻が学ぶようになり僕はとても嬉しくなったと共にそれがきっかけで更にやる気エンジンがかかった。

本来の姿

 お互いが個々で学ぶようになり、少しずつ生活に変化が出てきた。
話す内容や口にする言葉が段々と変わっていることに気がついたのだ。
 今までは、1日の終わりに「今日は疲れた〜。」などネガティブな発言や、否定的な話が多かったのだが、それが次第に「今日は〇〇なことを学んだんだけど、この考え方本当に目から鱗でこんな考え方もあるんだな〜。」「今日こんなことがあってさ〜!ラッキだったー!」など、その日自分が学んだ事や、その日あった嬉しい事などを話すようになってきた。
 口にする言葉が変われば、自身の行動も変わってくる。
 口にする言葉が変わり、自身の行動が変わり、さらに夫婦仲も少しずつ関係を取り戻していた。
 そして僕は、自宅に居ることが好きになり、本来あるべき自宅という名のオアシスが目の前に近づいている事を実感していた。

自宅は安らぎの場所。

僕は自宅の本来あるべき姿を取り戻したのだ。

一番大切なこと

 自分を変えようと行動し続けて1年…。
我が家には、笑顔溢れる本来のあるべき家族の姿が戻っていた。
 家庭崩壊寸前だった頃、僕は本当に自分が考えていることが正解だと思っていた。
 自分のため、妻のため、自分の頭で思いつく一番の解決策を捻り出し、それを押し付けていた。しかし、それは正解ではなかった。いや、正解ではなかったのではない。

この世に正解なんて無いんだ!

 人それぞれ、顔つき、骨格が違うように、その人それぞれにその人独自の正義があり、その人にとっての正解がある。
 小説家のヘンリーヘンリー・ジェイムズはこんな言葉を残している。

「人と交際する時に一番忘れてはならないことは、相手には相手の生き方があるのだから、相手の人生をかき乱さないように、むやみやたらに干渉しないことだ。」

たとえ相手が親子兄弟、夫婦、親友であろうと、100%分かり合えることはないということだ。
 この言葉を聞いて冷めた人間の思考だと思われる人もいるかも知れない。
 だが本質はそうではない。
 人それぞれ今まで経験してきた人生から導き出された価値観があり、それの経験を元に思考が構築される。
 目の前の書籍を見て、「あ、本だ。」と思う人もいれば「本苦手だなー。」と思う人もいるであろう。逆に「うわ!この本読みたかったんだよなー!1冊ください!」と思う人もいると思う。似たような考えだったとしても、目の前の事柄に対しての解釈は、人それぞれ異なるのだ。
 したがって100%同じ解釈というのは絶対に存在しないのだ。

人の数だけ正義があり、人の数だけ解釈がある。

もし人類全ての人が全ての一致する価値観を持ち合わせていたら戦争など起こらない。人それぞれ正義があるから争い事は起きる。
「みんな違ってみんないい!」
この言葉は僕の人生の羅針盤となった。

自分が変われば周りも変わる

 「みんな違ってみんないい!」という言葉に救われた僕は、学び続けることでもう1つ大切なことに気がついた。

それは…
”まずは自分発信で学び続ける”こと。

 今までの価値観をひっくり返して新しい、価値観を受け入れるのは容易いことではない。何十年と積み上げ、深く根付いた価値観だからだ。
 まるで、長年かけて成長した樹木のように、長い年月をかけて成長すれば、それに伴い根は深く深くまで張っていく。
 しかし、その根付いた価値観を取りのぞかなければ、新しい価値観を自身に植え付けることはできないのだ。
 自分が変わろうと思考を変えれば、次第に心、態度、口調、などが変わっていく。それに気がついた周りの人間にも伝染し、次第に相手の行動も変わってくる。
 他人を変えることはできない。
しかし、自分を変えることなら誰だってできるんだ。

 だから、「今の環境を変えたい!」と思ったら、まずは自分から行動する事!違和感、不快感を感じたのなら自分がその状況に対してどう行動できるか、何ができるのか、何が足りていないのか、学ぶのは面倒臭いかも知れない。しかし、その学び、その自分発信の行動が自身の未来を左右することになるのです。

 自身の目の前に起こっている出来事は、全て自身の捉え方が起こしている認識に過ぎない。自身の目の前に起こっている事は、全て自身の捉え方次第で変わるのです。

あなたの人生、このまでいいですか?

 僕は、家族を幸せにすると決意しました。そのためには自分が幸せでなければならないと気が付きました。
 自分の管理もできない人間に、家族を幸せになんてできないと思います。
だからこそ僕は学び続けると決めました。
そして、学び続けることで、本当にあらゆる事から救われました。
 まだまだ足りない部分は沢山あると思います。しかし、問題が起きたらその問題に自分から立ち向かって解決すればいいのです。
 誰の責任でもない。誰の仕業でもない。自身が真剣に向き合うことで人生の扉は開かれると僕は思います。
 だって目の前に起きている問題は、「この人ならこの試練を乗り越えられるだろう。」と運命が僕に課してくれた成長するための試練なのだから。

僕は今、本当に幸せです。
ありがとう^^

終わりに

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
 この記事を読んでくれている方の中にも僕と同じように、夫婦関係や職場関係、友人関係などで悩んでいる方がいるかと思います。
 対人関係は本当に難しく辛いこともありますよね。
 記事を短くまとめたので全てをお伝えすることができていないと思いますが、僕も本当に辛かったです。そして、妻も同じように辛い思いをしていたと思います。毎日頭を抱え悩んでいました。
 しかし、自分の殻に籠って悩んでいても、自分の価値観の中での判断しかできないので悩みに対しての答えが出ない、悩み続ける負のループに陥って抜け出せなくなります。
 それが自身を追い詰めることになるのです。

皆さんは1人で悩んでいませんか?

皆さんに悩まない強い自分を作るための行動を教えます。
・読書をする
・新しい価値観を受け入れる
・1人で悩まない

 悩みの早期改善は、今感じていることを吐き出し、今の自分をしっかり見つめ直し、新しい価値観を取り入れること、そして1人で悩まないことです。
 あなたは1人ではありません。沢山の違う価値観を持った救世主が居ます。
「僕(私)には友達がいない。」そんな方でもちゃんと救世主は居ます。

それは、本です。

  僕も昔、本を全く読まない人間でした。
  しかし、毎日読むようになってからは本から学ぶことがたくさんあります。
  学校の先生は選ぶことができません。ですが、本は自分で選ぶことができます。
  本はその分野に特化した専門家や私たちが経験していない事を経験している人たちから、たった1500円ほどで直接学ぶことができる最高のツールです。
  辛い事、悩み事から解放される方法は、"自分発信で学ぶこと"です。
  少しずつでいいんです。
  自分のために、自分の人生のために、自身の日常をよりよくする事をはじめてみませんか?

僕は毎日を楽しく、幸せに生きていける人を
増やしていきたいです。
だから僕はこの経験を元に、現在僕と同じように悩んでいる方を少しでも多く救いたい!そんな思いから"心理カウンセラー"になると決めました。

人生は楽しい!そして、全ては自分次第!
あなたも、最高の日常を取り戻しましょう!

ありがとうございました。






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