中学受験の心構え ~いつから始めるのか~

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みなさん、こんにちは。
あなたの心の秘密基地、Shuureiです。

コットンフィールが大好きなんですよ。
ティッシュの柔らかいやつです。
いきなり何のことやらとお思いの方もいらっしゃるとは思いますが、同士なら必ずピンとくるはず(笑)
別に「鼻セレブ」でも「贅沢保湿」でもいいんですけど、使用感とコスパ的に我が家では「コットンフィール」一択なのです。
そう、2月3月・・・春といえば、花粉に悩まされる日々な方が多いですよね。
この時期のティッシュの柔らかさは、もう必須です。
お気に入りの柔らかティッシュと、ちょっと面倒ですが、鼻をかんだ後は必ずリップをぬっておくと、鼻の下が赤くならずにこの時期を乗り越えられますよ♪

さて、今回は中学受験シリーズの2回目「いつから始めるのか」について考えてみましょう。

「いつ始めるか」の前に「受験するのかしないのか」が先ではないかと思われるかもしれませんが、いつ始めるかがわかることで、受験をするかしないかを判断するまでにどれくらいの猶予があるのかを知ることができます。
中学受験塾では新学年の授業がスタートするのが2月です。
そう、もうすでに始まっているんですね。
なので、今このブログに興味を抱いてくださった方の中には、今年の2月にスタートに踏み切れなかった方も多いかもしれません。

今回は、家庭教師として様々な時期から私立中学受験に携わった経験と、子どもたちの伴走時に見てきたいろいろな親子の様子から感じたことをお話していきたいと思います。

小3の2月、小4の2月。
これが一般的に中学受験(入塾)の開始時期とされています。
でも、たいていの場合、気づいたときには小3の2月なんて過ぎてしまっているんですよね。
我が家の長男次男の時も、入塾を決心したのは小4の中頃でした。
正直な話、中学受験をする子ども目線で考えれば、遅くとも小4の2月からスタートするのが一番楽に始められると思います。
なぜなら、多くの中学受験塾は、小5のカリキュラムにかなりのボリュームを置いているからです。
もちろん、授業時間も長くなります。

我が子が通っていた塾では、小4時の授業日数は週2日、加えて4科の確認テストと解説授業をおこなう日が2週に1回でした。
1日の授業時間は100分です(1コマ50~100分)。
これが小5になると、授業日数は週3日、4科の確認テスト&解説授業が2週に1度。さらに5週に1回クラス分けテストのようなものがあり、この週は週5で塾に通うことになります。
1日の授業時間は200分です(1コマ100分)。

どうでしょう?
時間数だけ見てもかなりのボリュームですよね。
普段、小学校でせいぜい1コマ45分程度の勉強しかしていない子供が、突然100分もの授業を聞かなければならなくなるんです。
単元が比較的少なく、今習っていることだけを確実におさえていけばいい小4のうちに、長時間の授業と学校の何倍もある宿題に慣れておいた方が、あとあとが少しでも楽になることは想像に難くないですよね。
しかも、小4(実際には小3の2月)から始めれば、3年間で小4、小5、小6と3年分の勉強をすればいいのですが、小5から始めれば2年間で3年分の勉強、小6からなら1年間で3年分の勉強を身につけなくてはならなくなります。
そして教わる内容の多くが、小学校では習わないものばかりなのです。

我が子を中学受験させようかなと検討中のお父さん、お母さん。
ちょっと焦ってきましたよね。
続いて絶望を感じた方もいらっしゃると思います。
もちろん、私もそうでした。

急いで塾に入れなくちゃ!
やっぱり中学受験なんて無理かも・・・

そんなふうに、もうしょっぱなから気持ちが揺さぶられてしまうんですよね・・・。
恐ろしや、中学受験。

でも、いったん落ち着いてみませんか?
ちょっと視野が狭くなっていそうです。


階段の飛ばし降り、やったことありますよね?
あなたのお子さんが、その飛ばし降りをやるのを見守ったこともあるでしょう。
おそらく子供の多くは、幼稚園保育園時から小学校の低学年にかけて初めて飛ばし降りの挑戦をすると思います。

初めての時、あなたは我が子が何段から飛び降りるのを見守りましたか?

1段の人もいれば、2段の人、ドキドキしながら3段以上を見守った方もいらっしゃるのではないかと思います。
中には、3段以上から飛び降りようとする我が子を慌てて押しとどめた方もいらっしゃいますよね。
見守ることや止めることには、その時点での子供の身体能力を考えて危険かそうでないかの判断を下しているはずです。
それと、怪我は絶対にさせたくないから危険なことはやめさせてたいと思う気持ちや、多少の怪我はいいからちょっと危ないけどやらせてみようといった考えがあると思います。
その判断って、人それぞれなんですよね。
そして、同じ年齢でも、子供の能力って本当に様々。
育ってきた環境や性格などによって、その時点でできることできないことも違います。
だからこそ、私たち親は我が子の今の状態を見て、好奇心によって次から次へとおこなわれる挑戦を加減しているのだと思います。

いってみれば、中学受験もその挑戦の1つなのです。

今、この時点の我が子の状態で、入塾の最適な時期が変わってくると思うのです。
中学受験に必要なのは、勉強だけではありません。
もちろん、頭の良さや要領の良さだけでもないはずです。

つらいことを乗り越える精神力
視野の広さ
好奇心の強さ
学びを欲する気持ち
体力
etc…

挙げればきりがないくらいたくさんのことが必要で、でもそのどれかが欠けたら失敗するのかというと、それもそうでもないと思うのです。

先ほどの階段飛ばしの話。
同じ子供を見ても、その挑戦を止めようと判断する人とやらせようと思う人がいます。
結果は、きっとどちらも間違っていないんですよね。
挑戦を止めた人もいつまでも止めませんよね。
いつかは子供が飛び降りるのを見守る日がくるのです。
見守る勇気が出なくても、子供が飛んでしまう日がくるんです。
思い切ってやらせた人も、いつまでもひやひやしながら見守っているわけではないはずです。
いつかは慣れて、安心して見守る日が来ます。
怪我をしてもいずれは治り、また子供は少し慎重になりながらも飛び降りるんです。

子供が「やろう!」と思い、親が「いけ!」と思ったとき、それが始め時なんだろうと思います。

小6から始めて驚くほどの集中力で第1志望合格を果たす子も、小3から始めて無念の涙を流す子も、どちらもたくさんいるのです。
最適な開始時期は一定じゃないと私は思います。
我が子を取り巻く全体をぐるりと見まわし、あなたが「よし、いこう!」と思えたなら「はじめてみようか」と誘ってみてもいいと思います。
両者ともに「うん」となったならば、きっとずっと先は明るいはずです。
焦らず、親子ともに視野を広く持ち、今の両者の状態を冷静に見れたらいいですね!

と、そう自分に言い聞かせ、私も小4の次女の受験をどうするか検討するわけです(笑)

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました♪
あなたのこれからが、心穏やかでありますように☆





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