MJ三麻 何切る

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皆さん、初めまして。
三麻の牌譜検討を出品しております猪木洋平と申します。
サービスご購入の際に少しでも参考になればと思い、自身の牌譜から何切る検討の記事を書きました。
お読みいただけると幸いです。

なお、本記事の対象は中級者(MJレート1800~2200、天鳳4~5段くらい)です。
今後の記事や牌譜検討サービスを通じて、MJレート2400、天鳳6段を目指していただくようなイメージで書いています。

中級者未満の方からすればやや難しいと思います。
上級者の方からすればやや物足りないか、考えを異にされることもかもしれません。
ちなみに私は自称上級者(MJレート最高2860、天鳳最高到達段位8段)です。


早速ですが、画像の手配(12336777888s 578p)から何を切りますか?
厳密に言えば場況や点数状況次第なのですが、とりあえずは平面で考えてください。

打牌候補は3s、6s、5pです。

・打3s
 正着です。
 受け入れが最大となります。
 最終形もほぼ好形となります。

・打5p
 80点ぐらいでしょう。
 清一色への渡りを考えれば場況や点数状況次第ではなくもないですが、平面では打3sの方が優れています。

・打6s
 30点くらいです。
 受け入れも最終良形率も大きく下がります。


受け入れ枚数は牌理シミュレーターに入力すれば一目瞭然なのですが、対局中に秒速で最適打牌をできるかどうか。
時間の限られたオンライン麻雀という場においては、打牌の判断速度も非常に大切となってきます。
そのため、都度都度で牌理シミュレーターに入力するような考えではなく、形で覚えることが重要です。

本手牌はヘッドレスですので、雀頭をどこで作るかの意識を持つようにしましょう。
6777888sの部分は非常に雀頭ができやすい形で、5678sのどれをツモっても雀頭ができます。
つまり、この点で6sは打牌候補から消えます。
「6777888sの形は雀頭を作りやすい」という知識は、中級者以上なら誰でも持っていると思います。

次に、1233s。
この形が雀頭を作りにくいのはほぼ誰でもわかります。

最後に、578p。
5pをツモって雀頭にし、6-9pの両面待ちにする。
これは誰でも考えることです。
しかし、8pをツモって雀頭にし、6pの嵌張待ちにする。
このイメージが抜けている中級者は、案外多かったりするように思います。


上級者→秒速で3s切り。
中級者→3sと5pで少し迷ってしまう。
    大抵の場合は逡巡の末に3sを切ることが多いが、時には5pを切ってしまうことも。

上級者と中級者の差なんて、牌理レベルでは上記のようなものです。
時間さえ掛ければ、似たような打牌をすることが多い。
しかし限られた時間の中でも判断がブレずに正確な打牌ができるかどうかは、形に慣れているかどうかの影響が大きいというわけです。

中級者の方にはぜひとも、「578pの形は雀頭が作りやすい」ことを改めて認識してほしいと思います。
そうすれば、上記の類似形になる度に「逡巡の末何とか打3sを選択する」という危なっかしい戦いではなく、「秒速で打3sを選択する」という安定した戦いができるようになります。

MJレート2400、天鳳6段を目指して頑張っていきましょう。
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