高度なプライスアクション・・・ver1

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学び
・このページでは、高度なプライスアクションについて詳しく説明します。基本プライスアクションについて詳しく説明したこの記事に進む前に、以前の記事をお読みください。この記事の一部として、以下のポイントについて詳細に説明します。
・高値、安値とは?
・スイング・ハイ、スイング・ローとは?
・スイング・ハイ、スイング・ローの基準
・マーケットスイングについて
・マーケットスイングを分析する

■スイングとマーケットの構造

・市場(マーケット)の値動きには全く意味がないという事ではありません。それは物語にも似た意味を持ち、必ず読み解く事ができます。
市場は通常、マーケットスイングと言われる値動きで動きます。上昇の後には必ず下降があります。非常に優しい上昇相場では、下降もありますがその長さは上昇を超える事はありません。反対に下降トレンドがメインとなっているような相場では、上昇のスイングは下降を超える長さは起きません。
市場の変化を注意深く探すことで、このあと上昇するのか、下降するのかについてのヒントを得る事ができます。
■スイング・ハイとスイング・ローについて
・スイング・ハイとスイング・ローのイメージ基準
「スイング・ハイまたはスイング・ローは、最小5波で構成されています。中央のローソク足は、2つの先行ローソク足と2つの後続ローソク足よりも高く、もしくは低くなる必要があります。」
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■スイング・ハイとスイング・ローの切り替えのタイミング

・最高値が中央もしくは最安値と平行である場合には中央のローソク足が出現していないため、スイング・ハイとスイング・ローの5つの波の1つとしてカウントしません。
・2つの隣接する高値または安値のスイングは、高値・安値を共有(重複)させる場合があります。
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・1:通常のスイング・ハイ
・2:ローソク足1本で高値と安値を更新しています。これは、2つの先行ローソク足と2つの後続ローソク足がかぶせ線を形成している為であり、中央のローソク足が5つの点の最高値または最安値でなければならないという要件を満たします。
・3:共有カウントによるアップスイングとダウンスイングの両方が起こります。
・4:5番目のローソク足は中央のローソク足と同じ高さなので、4:はスイングを形成するために6本のローソク足情報を必要とします。

なぜこのような情報が必要になるのでしょうか?
これらのポイントはランダムではなく、市場によって作成されました。それらはその日その時の変化で需要と供給の力を表しています。 ロング派は市場をスイングの高値以上に動かすことはできませんでした。これは、その時点で、誰もが最高値よりも高い価格でロングポジションを取る事はしなかったことを意味します。この時トレーダーはこれ以上の高値には魅力を示さなかった事になります。

これらのプライスアクションを読むには2つの重要なスキルがあります。
・スイングピボットが「サポート・レジスタンス」としてどの程度維持されるかを分析する。
・スイングピボットが「サポート・レジスタンス」として維持されないことの意味を十分に理解する

スイングタイプには2種類あります。
・High(ハイ)と low(ロー)
・スイング・ハイとスイング・ロー


高度なプライスアクション・・・ver2に続く

▶トレード手法とはこれらの基本概念を持たなくてもトレードで成功する方法です。しかし全く知らないよりは、知っていた方が最良の判断が出来るようになります。
またこれらの基本概念を応用する事で、「その日、その時、その瞬間」でしかできないトレードアイデアにつながる事になります。
その為には、信頼できる手法を一つ持ち、長く相場で生き残る事です。


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