周囲の声との闘い

記事
コラム
朗読やナレーションには流行りもありますが、大前提としては
「上から下に流れるように読む」
のが定番です。
そこからはみ出ると聞き苦しくなってしまったり、妙なうねりに気持ち悪くなったりするからなんですね。
朗読でよく言われるのは「読み手は感情を入れてはいけない」というものです。
聞いている人の想像力を邪魔するからだそうです。

だがしかし!
それは本当に本当に万人が求めているものなのだろうか!?
勿論、私に基礎力が足りないから言われる言葉だと言われればその通りなのですが!
それだけじゃつまんないじゃん!とも思うのであります。
ちょっとこれは批判覚悟で書いているので後で消すかもしれないですけども~。

私の所属する朗読ユニットの朗読ライブは、「演劇人による朗読」が根底にあったりします。
相方さんはしっとりストレートの朗読が大変上手な方ですが、セリフはしっかり感情入れて読みますし、私は調子に乗ると地の文も感情が入ります。
「飽きさせない」がテーマです。
だってつまんないじゃん?朗読。
自分でライブしといて何だけどさあ、ずっと私が読んでるんだよ?
視覚的にはめっちゃつまんないでしょ?
私だったら私をずっと見るの耐えられないよ。相方さんは見ていたいけど(え?)
だったらせめて、読み方で飽きさせない工夫をしたいと思うんですよね。

YouTubeの朗読もそうなんです。
もうさ、ストレートのきれいな朗読はプロなりセミプロさんが出してるんですよ。
そこに勝負挑んだって勝てるわけがないのでね。
敢えて、色を出しています。
ぶっちゃけ、暇な時の練習であり、ボイスサンプル替わりに増やしていっただけなのが、やめるにやめられなくなって続けているチャンネルだったりするのですが…。特にセリフの掛け合いなんかは思い切り演じています。
どんなもんじゃ?と思った方は、プロフィール欄にのせてある朗読動画まで飛んでみてください。
ここに直接は載せられない様なので…。

本当にいろんな意見があります。すべての世界でそうですよね。
全員の聞いていたらキリがないし、シチュエーションも違います。
なので、私は目のまえにいらっしゃる方の希望や、シチュエーションを汲み取って読んでいきたいなぁと思っております。
万人受けは必要だけど、全てではない!
色んな分野で、いろんな考えがあって、その多様性を許容する世界であったらいいなぁと思います。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す