有料老人ホーム紹介業「入居相談員の人材育成」

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コラム
おはようございます。





さて、本日は『有料老人ホーム紹介業の人材育成』について考えていきたいと思います。
















実は、もう8年前になりますか・・・有料老人ホームの入居相談員として株式会社木下の介護という会社で5~6年ほど勤めていました。



今思うと、当時の仕事がきっかけで介護業界が好きになり、そこから病院コンサルタントへ転身し、今のような経営支援・人材育成に携わることになったので、とても感謝しています。



有料老人ホームの紹介業も、介護付有料老人ホームの入居相談員も基本的には、根本的に大事にすることは同じだと考えています。



近年では、有料老人ホーム紹介業に対して、安易にセカンドビジネスとして参入できるため、実は直営で有料老人ホームを運営している企業と比較しても、『営業人材育成』に取り組んでいる例は、とても少ないのです。



そのため、営業人材=入居相談員としての「質」の低下が激しく、お客様からのクレームが多いのも事実なのです。




では、入居相談員として、どういった資質や考え方が必要なのでしょうか。



私は、当ブログにおいて、訪問看護ステーション、訪問診療クリニック、障害者グループホーム、病院等の営業活動で重要なのは、『地域連携の意識』であると伝えてきました。




有料老人ホームの入居相談員として働く人も、基本的にはこの考えを遵守すべきであると考えています。



一般的に、少し上に目線をずらせば、有料老人ホーム紹介業というのは、自宅で生活が困難である認知症高齢者、その他疾患のある65歳以上の人々を様々な企業が運営している有料老人ホームまたはサービス付高齢者住宅に案内するだけなのですが・・・・




昨今の有料老人ホームの建設ラッシュにより、高齢者の奪い合いが白熱し、高い手数料を支払う企業に流れています。

高い手数料が魅力となり、また参入障壁が低いことから、紹介業者が乱立しており、レッドオーシャンであることもまた事実。



そのため、やはり『入居相談員の人材育成』が重要となるのです。




入居相談員の人材育成は、まずは考え方から伝えるべきだと考えます。


この介護業界で働く上で必要な『地域連携』という概念に合わせて、『営業とは何か』という基本的思考も学ぶ必要があります。



この「核 コア」となる二つの根本的思考を身に着けたら、ようやくテクニカルな指導へと入るのです。



有料老人ホームの入居相談員とは、一見、至極単純のように見えますが、一般の営業職と同じように、足を運ぶことが大切となり、地域や連携先との顔の見える関係を構築する必要があります。



そこには、体力、知力、そして計画性と戦略性と試行錯誤と行動量が必須となるため、ちょっと楽そうという人には向いていません。



セカンドビジネスとして始めるのもいいですが、そこには手抜きなしの「人材教育」が必要となりますから、強く熱い気持ちで挑んでいただきたいところです。




それでは。



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