おはようございます。
本日は「数値管理が徹底できていない理由」について、皆さんと考えていきたいと思います。
数値管理については、私の感覚では医療機関の幹部や理事長は、比較的、数値管理を徹底していると思います。ただやはり、数値管理すべきこと、数値化すべきことなどは、悩んでいる方もいるそうです。
医療機関においては、診療報酬や患者数、加算とまではいきませんが、明確に収支が打ち出せるので、それを見ながら戦略を検討する場合が多いです。
しかし、医療機関以外の介護や福祉になると、意外と数値管理が徹底できていない、あるいは始めたけど継続できていないということが起こっています。
数値管理が重要な理由は、過去と現在を見渡した時に、未来への行動指針が打ち出せるからですね。
白紙の地図に当てもない道を描き、ゴールが不明確になることを防ぐのです。
自分たちの進むべき道が、どこにあるのか、唯一それだけが示されているケースにおいて、この地図を描く作業の中で、数値化し、行動や結果を数字管理することが重要となります。
どうでしょうか。皆さんの施設では数字管理を徹底しておりますか?
もちろん、すべての事を箸の持ち方まで管理する必要はありませんが、目的のために必要な要素においては数字管理を行っていますか??
これまで30社以上支援してきましたが、やはり道に迷う事業所というのは数字管理が疎かになっていることがあります。肌感覚でいうと90%以上でしょうか・・
どうして数字管理ができないのか?
それとも継続できないのか?
この「問い」について少し考えてみたいと思います。
これまでの支援から見えてくることから、下記の事が考えられます。
・経営者自身が数字が苦手
・専門職意識が高く経営意識が低い
・数字の重要性を理解していない
・感覚やどんぶり勘定である
・エクセルが苦手
・調子が悪い時だけやろうとする
・一人で抱え込んでいる
・事務員が不在
・組織内に数字に強い人がいない
経営者が数字が苦手でもいいのです。苦手だけど、数字が重要だということを理解していれば、数字が得意あるいは管理する人を採用すればいいのですから。
あとは、調子が悪い時だけ、悪い原因を見つめ直すのではなく、良い時こそ、将来を見据え、数字を管理し、数時から見えてくる、あるいは予測できることを分析するのです。
私は組織を支援する側として、経営者が取るべき数字というを理解しています。
それは結果だけではなく、特にプロセスが重要です。結果がすべて!という方も多いですが、私はプロセスがすべて!というように考えております。
結果がすべて!というのは、確かに間違っていません。結果よければすべてよしです。
ただし、事業においては偶然の結果でも、それを分析し、再現性のあるもにしなければなりません。
事業の成功は「運」と「偶然」の産物である割合が多いと思いますが、そこに「システム」や「仕組み」という概念を当て込めれば、机上の空論では成立すると思いませんか?
数字管理は非常に難しいものですが、経営する上では必須なのです。
ぜひ皆さんの職場の数字管理を再度、チェックしてはいかがでしょうか。
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