信じるリスク

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コラム
「信じる」という言葉って良いイメージありませんか?
例えば、以下のような言葉。

・自分を信じる。
・人を信じる。
・信じれば救われる。
・信じることが全て♪(そんな歌詞があった)
・信じれば叶う。(願望実現、夢)

なんだかとても☆キラキラ☆してますよね。

 ところで、信じるという言葉の対義語は「疑う」です。ということは、信じるを言い換えると『信じる=疑わない(疑うの否定形)になるのかなと‥ここまで考えた時に出て来たのが、『リスク(risk)』という言葉でした。

ちなみに、人には以下のような☟習性があります。
・見たいものを見る
・見たくないものは見ない 

『信じる』想いが強いと『疑う』を見えなくしてしまう。

とてもリスキーな気がしませんか?

また、信じることの周辺には裏切られる、騙される、洗脳される等の出来事も起こりがちです。これってつまり『疑わない』ことにより、引き起こされる出来事なんだと、(この記事を)書きながら改めて思いました。

ここで、信じる際の心がけを3つ書いておきたいと思います。※お金が絡む場合の信用リスクという言葉や、契約や約束を書面等で交わすことを思い浮かべながら書きました。(通じるものがある~)

・信じる範囲の限定(全体ではなく一部を信じる)
・リスクの限度設定(許容範囲の設定)
・『疑っても良い』と自分に許可を与える

ちなみに、他者を信じる場合もそうですが、自分を信じる場合にも、リスクマネジメントは必要だと思います。

 自分を疑うってどうなの?と疑問が浮かんだ人がいるかと思いますが、それはリスク次第です。リスクが無ければ疑う必要はなく、上手くいかない時(リスクが生じる可能性があるとき)のみ、躊躇なく疑いましょう!といった感じです。
例えば、自分の才能を信じていても、方法や方向が間違っていたりすることは往々にしてあります。(同じ失敗を繰り返す人あるある)その場合は、才能(一部)を信じ、方法や方向(一部以外)を疑う。といったことは必要ですよね。
 他者であれば、友人として信頼しているけど、お金にはルーズだな、と思ったら、そこの部分にだけリスクマネジメントをしていくといったことが必要です。
 情報に関していえば、普段この人(媒体)の言っていることを信頼しているが、この分野やこの出来事に関しては信頼していいのだろうか?とか、ね。

自分も他者も一部しか見えていない存在であり、自分も他者も完璧ではない=疑ってもいい、そんな風に考えると、信じることに関するトラブルが減っていくのではないかな?と思いました。

SORA
疑うことも大事!

※私を疑うの?と責められても動じないでください。
あなたの全てを疑っている訳ではなく、自分自身の一部を疑う時もあるように、あなたの一部を疑っているだけです。そんな風に考えたら、疑うことに罪悪感を持たなくて済むと思いますよ。(誰にでも無意識のパターンがありますし)
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