(冒頭からエゴについて語っていますが、そのうち表題につながっていくので、しばしお付き合いくださいませ(^^;)
エゴという言葉を知っていますか?
心理学やスピリチュアル、そして感情について興味関心のある人は、しばしば遭遇する言葉だと思います。
私も時折遭遇していましたが、正体が掴めないままに、その言葉に出会う度「?」が浮かんでいました。(不思議と調べる気にもならず、スルーしていました)
「エゴを手放す」とか、「それってエゴだよね」とか、どちらかといえば悪い意味で使われることが多い言葉という印象を抱いていたのですが、最近「自我」という言葉を検索してみたところ「自我=エゴ」と書かれていて、かなり衝撃を受けました。
えっ、エゴって自我のことなの?
それを手放せって言っているの?
そんな疑問に対する答えを探して更に検索していくと、もう一つの意味として「利己的」という言葉も出て来て、少しだけ安堵しました。
がしかし、『自我=利己的=エゴ』がイコールで結ばれていることが、不思議に思えてなりません。結果、私は今後もエゴという言葉は使わないだろうなと思いました。
※更に調べていくと「自利利他」という言葉にも出くわしました。
こちらは、「うん、ごもっとも。」と思いました。(気になった人は調べてみてね(^_-)-☆)
ところで、何故「自我」という言葉を調べたかというと、人間とロボット(AI)の違いについて考えていたからです。
映画などでは、感情を持つ or 感情を持たない、という点で描かれることが多いですが、感情の多くはパターンやコピーなので、ある程度プログラミングが可能であると私は思っています。
他に何かあるかな?と、数日間考えていたところ、出て来たのが『自我』という言葉でした。
他の誰でもない、「私」という存在を認識すること=自我、それが可能であるからこそ、「私」と「他者」を行ったり来たりできる(=人間)であり、ロボットではない。と思えました。(哲学的~)
ロボットだと、どっちかに偏ると思うんですよ。
・自分=0 : 他者=100
・自分=100: 他者=0
これを人に変換してみると、こんな感じかもしれません☟
・100%他者中心
・100%自己中心
どちらも(なんとなく)人間味を感じない。そんな気がしませんか?
別の例をあげると、こんな感じかもしれません☟
・他者にコントロールされている人
・他者をコントロールしている人
こんな人がいたら、どうでしょう?人間味を感じますか?、というか‥人間ではやらない事をやらかしそうですよね。
といった訳で、ここで質問です。
「エゴを無くしましょう。利他的(他者の利の為)に行動しましょう」
このような言葉を発している人は、どのような人でしょうか?
(エゴという言葉の意味を知らずに使っている人は除きます。知っていて、使っている人を想像してみてください。)
私的には、「(自分の利の為に)他者をコントロールしたい人(利己的な人)」の可能性が高いと感じましたけど、皆さんはどう感じましたか?
SORA
‟自分の利の為”なのに「社会の為」「皆の為」と言って、惑わす人が多いですよね。案外、厄介なのは、無意識で行っている人だったり‥ね。