仕組みの維持

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コラム
仕組みを作ったら、それを維持したい。
そう思ったらやることは一つ。

「仕組みを維持する為の仕組み」を作ること、ですよね。

仕組みを作るのは簡単なんです。それよりも、作った仕組みを変えさせない。ことが重要になってきます。(←支配者目線👀)

その為に行われるのが、「隠す」「逸らす」「制限」「独占」等々。

そんなことを書いていたら、近年の会社が抱える課題(?)
・非正規社員の増加(正社員の減少)
というものが浮かんできました。

非正規社員(派遣等)の問題が取り上げられる昨今。
収入が低いとか、中抜き会社とか、そちらに目を向けがちですが、問題はそこではなくて、仕組みを変えられない仕組みが着々と出来上がっている気がしています。

正社員の数が減り、外部委託が多くなる。ことで起こることとして、仕組みの改善や改革に意識が向かなくなる。ということが上げられます。

『変えるのではなく、見えなくしてしまえばいい』

その為に作られた仕組みが外部委託(丸投げ)というもの。
(下請け会社が大変と云われる理由は、仕組み(枠組み)の中で、請け負わなくてはいけないという所だと思っています。)

 かつては、会社内に留まっていた筈の『仕組みにより引き起こされていた問題』が、正社員減少及び外部委託増加により、外部を巻き込むことが多くなってきているのです。(自浄作用が無くなってきている。また、労働組合の弱体化という狙いもあるかもしれません)

と、ここまで書いて、やっぱりこれも現象化だなぁ~と思ったりします。

自分に問題があるのに、見えなくしてしまう=人のせいにする
(外側に問題があると思い込む)

そういう人が増えているから、このような状況が現象として現れているのかもしれませんね。

SORA



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