好奇心とは?

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 さて、「好奇心」はそもそも何でしょうか?

 「好奇心」は大きく2種類に分かれます。

拡散的好奇心
・幅広く情報を求める
・特定の目標はなし
・アイディアパーソン(案出し屋)
・何事にも興味関心が強い
・HSS型HSPやHSS型HSEの当事者、ADHDの当事者に多い
・飽きっぽい(変化を好む)

 企業の企画担当や開発担当、議員さんなどが向いているようです。手先が器用なら、発明家、料理研究家もおすすめです。(マネジャーも含め)芸能芸術分野も向いています。

 欧米や都市部のような'多様性'に富んだ地域は生きやすいですが、日本の田舎は多様性に乏しいところもあるので生きづらく、コンプレックスになりやすいです。

 インターネットでは、ピンタレストという「スクラップサービス」などがおすすめです。
 それでも一番のおすすめは、「旅行」、「転勤」、「留学」です。
 最近流行りの「アドレスホッパー(放浪生活)」もこの気質を生かした貴重な生活習慣となりそうです。

特殊的好奇心
・1つの情報を掘り下げる
・特定の目標はあり
・博士ちゃん
・1つの分野を極める
・原因究明を極める
・ASDの当事者に多い
・執念深い(粘り強い)、こだわり(変化を嫌う)

 研究職や専門職(スペシャリスト)、講師(インストラクター)などが向いているようです。
 さらに、「執念深さ(粘り強さ)」を生かしてジャーナリストやルポライター、新聞記者、雑誌記者なども向いています。

 こちらは「ルーティーン化(同質)」を好むため、ほとんど変化の少ない田舎に永住するのがおすすめです。
 それこそ、昔ながらの第一次産業(農林漁業)に就くのもおすすめです。

 この「特殊的好奇心」の栄誉に当たるものが、ご存じ「ノーベル賞」です。この気質を生かし、不断な研究の末の最高の結果とも言えます。

 一番のおすすめは、「読書(専門書)」、「専門施設(美術館・博物館)へお出かけ」、可能な範囲で「フィールドワーク(現場視察)」です。

 インターネットや図書館よりもよりその専門分野に'特化'した趣味や環境を生活習慣に取り入れた方がこの気質には抜群です。

 ただし、両者ともやはり日本での生活は難しいところもあります。
 なぜなら、日本は生涯「集団生活」が基本のお国柄です。「集団生活」は「THE平均」が望ましい結果だからです。

 しかし当たり前ですが、私たちは「一人一人違います」。出身地、育った家庭環境(「親ガチャ」や「二世」など)、髪型、肌の色や肌質、声質、話し方、身長や体格、そして性格の'根本'である気質など…

 この「好奇心」もその一つです。

 そして、令和時代となりようやくお国も「これからは個人の時代です」と宣言しました。

 「好き」+「得意」+「役立つ」がそろった瞬間が、これらの好奇心を生かしたときなのかもしれません。

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