鬱気分との正しい付き合い方

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こんにちは
Riccaです。



ご訪問くださって
ありがとうございます




いかがお過ごしですか?



私は一昨日と昨日
久しぶりにかなり
絶不調でした(^^;)




いや〜
きつかったです。


うつ状態は
もう克服していたと
思ってましたが




やはり何かの拍子に
ひょっこり”ヤツ”は
顔を出すのですね。




油断大敵・・・






それで昨日は
一日中、ベッドの上で横になり
『森田療法』の本を
読んでおりました。







森田療法の大事な
概念の一つに



『気分本位』



というのがあるんですけど





これは要は自分の
落ち込んでいる感情に
心が囚われ、





その気持ちを
どうにかしようとして
あれこれ考えることで
ますますその感情に囚われ






その感情にがんじがらめに
なって動けなくなることです。








一昨日、昨日の私は
まさにそんな状態。







調子が悪いから
普段やれることや
『やらないといけない』
と思っていることが出来ず、
それでますます落ち込み自信をなくす…






みたいな悪循環に
陥ってしまってました。







きっかけが
あったような
なかったような・・





確かにここ数日
なんとな〜く
気持ちがモヤモヤ
していました。




天候のせいか
疲れていたのか
よくわかりませんし
そんな原因はどうでも良いことで。







そして
2日前の朝、
いつものように
仕事に行く支度を
していたら







あれこれと
過去のことが
思い出されて







(人間の思考は
面白いですね。
勝手に暴走し始めます)











「たくさんのことを
失ってしまったな〜」





とか






「あの時もっと
こんな風にしていれば」








とか













考えているうちに
悲しい気持ちになるやら
自分攻めの気持ちが湧いてくるやらで。








そしてその気持ちを
ズルズルと引きずったまま
他の人のSNS発信を読んだり
職場で同僚たちのことを
なんとなく眺めていると











なんだか自分は
ものすごーくダメな
人間のように思えてきて







どんどん自分の将来が
不安になって来ました・・・










これが
『気分本位』の状態。










こういう時
森田療法では








『感情というものは
放っておけばピークに達し
そのあとは徐々に和らぎ
自然とおさまって行くものだから
放っておきましょう』
(感情の法則)







そして





『気持ちが落ち込んでいようと
今、ここの現実において
自分ができることをやりましょう』
(事実本位)







つまり



感情と行動を分けて
考えることが大事と
言っています。






ただここで注意が必要なのは
”どんな行動をとるか?”
という点なのですが







”〜であるべき”
”〜でありたい”
に基づいた行動を
取るのではなく







今の自分でも
無理なくできること
をやる。











ここが
とても重要です!





森田療法の本を
読みながら
最近の自分を振り返ってみると





未来の理想の姿を思い描き
それを実現する為に色々なことに
取り組み過ぎていたかも…






そう思いました。











夢や目標があることは
とても嬉しいことだし
是非、あなたにもそこを
目指して欲しいのですが







私は元来、
ガツガツ行動しすぎる
傾向がありますから






知らず知らずのうちに
疲れていたのかもしれませんし









先ほどの
『感情の法則』
ということで言えば










気分の落ち込みや
不安などの不快な感情だけでなく







やる気に溢れ
前向きに頑張ろう!
という調子の良い感情だって





時には
ひゅ〜ん↓↓と
下落することだって
あるってことです。









急に
過去のことをあれこれ
思い出して悲しい気持ちになる
とかね。











そんな時は
その感情に引きずられ
あれこれ一人反省会をしない
(気分本位にならない)







そして
『理想の自分』を目指して
ガツガツ行動する
(現実の自分に不満があるとやりがちです)






のではなく






『今の自分』に立ち返って
今の自分にできそうなことを
淡々とやるといいんです。






「もう今日は
読書に耽るぞ〜!」









と開き直って
森田療法の本を読み









疲れたら
アマゾンプライムで
娯楽映画を見て








あとは
栄養のあるご飯を食べ
ぐっすり眠りました。









おかげで今日は
元気にこうやって
ブログを書くことができました。









『中高年』というのは
自分のこれまでの生き方を
振り返り、様々な喪失を受け入れ
新しい生き方を模索するという






とても難しい課題を
突きつけられる世代です。











一旦は乗り越えた、と思っても、
今回のように何かの拍子にひょっこり
過去の苦い思い出や失敗が頭をよぎり









気持ちが落ち込んだり
不安になったりして
こじらせると、抑鬱状態の再燃…




なんてことにも
なりかねないなーと
痛感しました。








感情には波があり
良い感情も悪い感情も
交互にやってきます。










悪い感情が起こってきた時に
その状態に囚われ、どうにかしようとすると
逆にその感情を長引かせたり悪化させたり
するから要注意ですね。







気持ちが落ち込んだ時こそ
この感情は永遠に続くものではない
ということをしっかり自分に言い聞かせ











『気分本位』ではなく
『事実本位』で
無理なくできることを行う。







覚えておいてくださいね。




でも
自分だけではどうにも
気分本位の状態から
抜け出ることができない、








そんな時は
人に話を聞いてもらいながら
自分にできることを一緒に
考えることをお勧めします。














最後まで
お読みくださって
ありがとうございました。


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