強引な17歳妊婦

記事
小説
妊娠して情緒不安定になってしまった私の八つ当りをオカちゃんは受け止めてくれていた。
先輩なのに私にイライラされても我慢していた。
そして応援してくれていた。
親の方は、これ以上父に内緒にしておくわけにもいかないので妊娠を伝えた。
「参ったな…」
とは言っていたがテルさえ結婚する気があるならオッケーみたいな感じだった。
肝心なテルは…
相変わらず遠回しに中絶を勧めていた。
そして私は赤ちゃんを守る為とはいえ、してはならない事をした。
テルを脅したのだ。
「産めないなら別れる!」
と…
そしてテルは仕方無く結婚に同意した。
仕方なく…
とは認めたくなかったからその部分からは目をそらした。
【赤ちゃんさえ産ませてもらえるなら多少の事は我慢だよ】
そう思って私は納得した。
そして2人で私の親に報告しに行った。
私はものすごく浮かれていた。
親は
「テル次第…」
と言っていたし、そのテルが産む事に同意してくれたんだからそりゃあ浮かれる。
しかし父はそんな私が唖然とする様な事を言ってのけた…
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す