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ココナラブログ
妊娠検査薬
記事
小説
壮絶主婦マユ
2022/02/13 01:11
体調はますます悪くなりタバコも吸えなくなった。
さすがに不安になり『妊娠検査薬』を買って来た。
尿をつけた途端にサァーと変色した。
疑いようも無く『陽性』だった。
継母に結果を言うと
「やっぱりね…近いうちに産婦人科へ行かなきゃダメだよ」
と。
テルは病院での結果を聞くまでは信じられない様だった。
実際に体に異変が起き具合が悪いのは私であってテルでは無いから実感も無かったのだろう。
その点、私の方はもぅお腹の赤ちゃんの事で頭がいっぱいになっていた。
父には話さないでいた。
ちょうどその頃、父の店の売り上げが悪くて店をたたむ話が出ていた。
マンションの家賃も払えないので祖母の家に引っ越すと言う。
「アンタどうする?」
と聞かれたがまた祖母の家で暮らすなんて考えられなかった。
そんな時に妊娠するなんて…
継母は
「お父さんには言えない…」
と言っていた。
それでも私はお腹の赤ちゃんの事で頭がいっぱいで気持ちはもぅ『お母さん』だった…
#ノンフィクション
#経験談
#妊娠
#10代
壮絶主婦マユ
話を聞くのが好きなトリマー / 50代前半 / 女性
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