PTA広報紙は必要か

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コラム
結論から言うと、分かりません(笑)

「あったらチラッと読むかもしれないけど、なくても別に困らない」と言う人が大半なんじゃないかと思います。
私は、上の子が小1の時からずっと広報部なので、単なる読者としての感覚が分かりません。
どうしても、作った側は達成感や愛着など特別な感情が生まれてしまいます。

しかし、客観的に見て広報紙を待ち望んでる人なんかいるわけないとは思っています。
実際、コロナ禍で広報紙を作れなかった年に「どうして広報紙がないんだ!」なんて苦情は一件も来ていません(笑)

また、大した望まれてもいないものを作るのに、その作業は驚くほど大変なんだから割りに合いません。
PTAの役員は、基本的には「いつどんな人がなってもできる」必要があると思います。

ところが、広報紙の作成はどうしても特殊なので,どんなに簡略化したとしても向き不向きがあるのは否めません。
デザインを業者に任せても、ネタを毎年固定しても、ページ数を減らしても、結局話し合いや取材等の作業は必要です。
そして,簡略化すればするほど,中身はどんどんつまらなくなります。

PTA広報紙は、担任という絶対的な存在が、疑うことを知らない子どもを通して有無を言わさず強引に各家庭に配るのですから、実はなかなかタチが悪いです(笑)
しかも、タダで配られているようで、作成費は各家庭から徴収しているPTA会費ですから、いつのまにかお金を払わされているわけです。
それがつまらないものだとしたら、これはもう悪質な詐欺と言っても過言ではありません。

役員の負担を減らすことだけを優先すると、逆にお金の無駄を生んでしまうというジレンマに陥ります。
そんな広報紙なら、いっそ無くしてしまった方がいいと思います。

だからこそ私は,せっかくなら「読んで面白い広報紙」を作りたいと思っています。
いい加減な気持ちで適当に作るとしても,それなりに手間はかかります。
どうせ同じ手間とお金をかけるなら,楽しんで作った方がいいし,読み応えのあるものを作った方がいいと思っています。

でも,同じ熱量の人だけが集まるとは限りません。
むしろ,仕方なく役員を引き受けた人の方が圧倒的に多いです。
それは,そもそも役員の決め方に問題があるからだと思っています。

なぜ,ボランティアであるPTA活動に「1人必ず1回」などとノルマがあるのでしょう?

この話は長くなりそうなので,次に続きます…。


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