お味噌の話。

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昔ながらの優しい味がするお味噌汁

毎日の食卓に欠かせない食べ物、それは…『お味噌汁』。飲んだ瞬間、口の中に広がる優しい味。皆さんはお味噌汁を飲みますでしょうか?私はその味が好きでほとんど毎日飲んでいます。そこで、毎日お味噌汁を飲んで ふと思いました。お味噌汁には、どんな栄養があるんだろう。

また、どんな効果があるんだろうと疑問に思いました。
そのため、今回はお味噌汁の材料…味噌について私なりに調べ、情報をまとめてみました。


味噌の始まり

まずは、味噌の歴史から紹介いたします。始まりは中国発祥の発酵調味料【醤(ひしお)】からと言われております。

【醤(ひしお)】 とは食材を塩漬けにして出てくる液体を指しています。種類も大きく分けて4つあり「魚醤(うおびしお) 肉醤(ししびしお) 草醤(くさびしお) 穀醤(こくびしお)」と分けられております。

その中の 大豆を使用した穀醤(こくびしお) 。さらに 穀 醤 になる前の熟成途中の物が独立して、誕生した物が味噌となります。


日本はいつ頃から?

日本では縄文時代からどんぐりを原料とした「縄文みそ」という食品があったと言われております。※これは日本独自説の為、異なる可能性がございます。

なお、「味噌」という文字が文献に現れるようになったのは平安時代。

この時代の味噌は調味料として、料理に使うものではなく、食べ物につけたり、そのまま食べる物でした。

また、地位の高い人にしか食べられない高級品だったようです。

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では、一体いつから、庶民の方々も味噌が手に入れられるようになったのか?それは、室町時代

この時代は大豆の生産が盛んとなり、自家製の味噌を作るようになりました。そうして、保存食として、だんだんと人々に浸透していき、現在、使われている味噌が完成いたしました。


栄養について

さて、皆さんは、味噌の原料はご存じでしょうか。

正解は大豆です。

大豆には、『タンパク質・脂質・炭水化物』の三大栄養素と、ビタミン、ミネラル、食物繊維から成り立っております。

さすが大豆!『畑の肉』と言われている理由がわかりました。

なお、味噌の効果は以下の通りとなります。
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老化を防ぐ
味噌に含まれるビタミンEやイソフラボンの抗酸化作用により老化を防ぐ事ができる。

ダイエット効果
食物繊維によって腸内を綺麗にしてくれるので便秘解消につながり、ダイエット効果が期待される。

コレステロールを抑制
味噌の主な原料 大豆に含まれるサポニンがコレステロールの上昇を抑制する効果があると言われている。

美白効果
味噌に含まれるリノール酸に、しみ・そばかすの原因であるメラニンの生成を抑制する働きがあると言われている。

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また、上記の内容以外にも胃がんの発生リスクが下がったり、乳がん予防にも期待できるとの研究結果もございます。

みなさんも是非、お味噌汁を飲んで健康的な身体をつくりましょう!
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