UKIYOってなんなのさの話

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デザイン・イラスト
こんにちは、こんばんは、UKIYOです。

前回ココナラを始めてみた理由を書きました。

今回は"お前誰やねん"って話です。

簡単な経歴としては
大学の建築学科を卒業後、芸術系の大学院に進学
大学院在学中にフリーランスとしてデザインの仕事を始めて、
今もそれでなんとか食べさせていただいています。
ってな感じ。

そんな中でテレビCMで見たことのあるブランドのシリーズロゴを担当させていただいたり、
大きな協会のロゴリニューアルに携わったりさせていただきました。

こんな感じに書くと割と人生順調そうにも見えるかもしれませんが、
フリーランスとして働く前に一度鬱になっていまして......。

最終的な診断としては双極性障害とADHDというところで落ち着きましたが。
躁と鬱が繰り返しやってくる"病気"というよりは、"体質"のようなもので、この先もまたいつか鬱になってしまいます。
まぁ本当に生きづらいですね笑

で、鬱が本当に酷かった時に感じたのは、
"生活が僕をこんなに簡単に殺し得るのか"ということ
鬱で死にかけてるんです。

そこから回復するのにかなり時間がかかっちゃったんですが、
生活そのものを見直す必要があったわけです。

生活に遊びがあったらこんなことにはなっていなかっただろう。
こんな想いからUKIYOのコンセプトは生まれています。

UKIYOのコンセプトは"生活から遊びを見出す"です。

遊びってのは子供たちが公園で遊ぶようなPLAYの意味もあれば、
ゆとりや余裕といった意味もありますよね。

そのどちらもが生活の中においてあまりに比重が少ない。
こんなのおかしいじゃん!ってのが僕の主張ですね。

僕にとっての遊びを社会の中に織り交ぜていき、
誰かにとっての遊びになっていったらいいなと思います。


UKIYOという名前にもそんな意味が多分に含まれているんですよ。

UKIYOというと浮世絵が思い浮かぶ方が多いのかなと思います。
その通りで、浮世絵の浮世の部分からとっています。

平安時代くらいにまで時代を遡るんですが、世の中のことをもともとは憂世、つまりはつらくて、苦しい世界と捉えていたんですね。

それを江戸時代になり、平和が訪れると同じ"うきよ"の音の響きで、浮世という時代感覚に移り変わりました。
浮世とはどうせつらい世なのであれば、今この瞬間を楽しく生きていこうぜという意味です。

僕の先の話に繋がってきましたよね。
こうした憂世→浮世のように、意味が切り替わる瞬間を今の時代にも落とし込みたい。遊びを生活にインストールしたい。
そんな意味を込めてUKIYOという名前をあらゆる活動全体につけました。
ココナラカバー画像.png
UKIYOのロゴはそうした意味の反転を元に作っています。

ロゴと背景の関係性を反転させることを試みています。
背景にUKIYOの文字が浮かび上がってくるように、
それでいて、ロゴとしては綺麗な納まりになるように調整しています。

何かしらの図形を配置してはい完成!というロゴ本来の形ではなく、
図形を配置することで、普段何もない背景に意味が生まれる。
そんな風にして遊んでみました。

といったように、いつの間にかロゴの制作事例を紹介していましたが、
ロゴの面白さも同時に伝わったらいいなと思います。

こうした言葉の意味やそれを形にしてみることが
僕の中ではとても楽しいことです。

かっこいいとかかわいいだけでロゴを作ってしまってはやっぱりつまらないですよ。お客さんになんでこういうロゴなんですか??って聞かれても、
え、......。かっこよくないですか?みたいな。しんどいですよ。その空気笑
ロゴを使う人にも楽しそうにそのロゴについて説明できるくらいのものを作りたいです。
僕と一緒に遊んでくれる方は是非ロゴ作成のご依頼をくださいね笑

とまあ最後はサービスの紹介になってしまったわけですが、
ココナラでは、ロゴを作ること、ロゴを見ることを少しでも楽しいものに変換できるように日々活動していますので、応援していただけると嬉しいです!

以上、UKIYOってなんなのさの話でした。
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