【悲惨】ブラック企業に就職した話

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わーぐです、こんばんわーぐ。

今日は「ブラック企業体験談」です。

この話はブラックな建設業に就職してしまった僕の体験談です。

また、僕は手先が極めて不器用なのですが、手先の器用さが物を言う仕事でもありました。僕は手先が極めて不器用ですよと言う話はこちらをどうぞ。


なお、時系列は不定期で書きたいと思ったことを書き連ねていきます。

金曜日に書くことじゃない?あっはい。

・何故入社してしまったのか

2019年当時、倉庫での派遣社員をしていた僕(26歳)は正社員としての社会経験が皆無で非常に焦っていました。

家族からも「正社員になってくれ」とせがまれ、就職エージェントで探していました。

が、どこからも書類選考で落とされる始末。

エージェントからも「ここなら文字通り誰でも受かるからここにして」と言われ、疑いもせず、ホイホイと受けてしまい、そして面接にありつけてしまったのです。

それが地獄への切符と知らずに。
今考えたら焦っていた+世間知らずのダブルパンチがクリティカルヒットした悲劇なのかなと思います。

・求人票

求人票はこんな感じでした。

職種:事務職(大嘘)
休日:完全週休2日(大嘘。休日も出勤は本当)
勤務場所:福岡。転勤出張ありません(大嘘)
残業:月10時間ほど(大嘘)
給与:基本給18万+手当諸々で22万(これだけは本当)

実際には

職種:建設業
休日:隔週日曜のみ
勤務場所:出張でどこにでも飛ばされます
残業:月50時間ほど。土日出勤を考えたら80時間は余裕で超える
給与:基本給18万+手当諸々で22万

隔週日曜って何ぞ?と思われたそこのあなた。

日曜も休まず仕事をするんです。つまり基本的に休みは月に2日しかありません。

もっとわかりやすく言うと

土日休み 月8日+祝日
隔週土曜休み 月6日+祝日
毎週日曜のみ休み 月4日
隔週日曜 月2日←ココ!!

そりゃね、速攻で倒れるさ。

他にも試用期間がなかったり、後で考えてみたら怪しさしかない求人でした。

これも世間知らずが招いた悲劇かもしれません。

・そして面接

トントン拍子で話が進み、いざ面接の日。

面接官は社長直々でした。しかし、社長の態度が今考えたら非常におかしくて

・足を組んで偉そうにふんぞり返っている
・面接のテンプレ的質問を全く聞かれなかった
・とにかく「いつ来れる?」
・何故か僕のことを褒めちぎる

おそらく、人心掌握術もあったのかもしれません。僕が各社から落とされ、焦っていたところを見抜かれたのかもしれません。

そして、僕も全くの世間知らずだったのもあり、その社長のことを信頼してしまいました。

・そして採用へ


結果は5日以内に伝えると言われましたが、2週間たっても連絡が来ません。

エージェント経由で結果を催促させたところ、その日のうちに採用との連絡が来ました。

怪しさ満載ですよね。でも僕は気付きませんでした。何重にも張り巡らされた見え見えの罠を、一つも見抜けませんでした。

そうこうしているうちに入社したのですが、社長から「静岡いってね。あと事務じゃなくて建設だから」とのお達し。

分からないことがあったら現地のT(仮名)に聞いてねとのこと。

・いざ静岡へ


ドタバタで新幹線で静岡に行き、Tさんが出迎えてくれました。

その日は日曜日だったのですが、「おまえを迎えるために今日は仕事をはや抜けして来てやった」とのこと。

「今日は仕事を抜けてきた…?今日は日曜日では…?」

ここでようやく騙されたことに気付いてしまいました。

この会社、尋常じゃなくやばいところでは????

建設業と言うジャンル自体が多くの闇を抱えた職種です。

おそらく、直接伝えたら逃げると判断したので騙すことに決めたのかもしれません。

あ、その日のうちに仕事に必要な道具も自腹で買わされました。

・夜、偉い人からのご高説

ホテルにチェックインすると部屋にKさん(仮名)が僕の部屋に入ってきました。

僕の私物(パソコンやスイッチが置いてあったかな)を見るやいなやため息をつかれ、「はぁ、こんなもん置いているとは多分ひ弱な奴だなお前」といきなり人格否定。

そしてお説教が始まりました。内容は詳しくは覚えていないですが、要約すると

・今日(その日は日曜)仕事をした
・我慢しろ、とにかく何を言われても我慢しろ
・石の上にも三年
・俺が全て
・お前のような人間は根性がないからすぐに辞めた。だからと言ってすぐに辞めることは許さん
・この仕事は職人芸だから何年も下積みしてもらう

あっ、やべえところに就職してしまった。

その日は不安過ぎて夕食を食べることができなかったし、眠れませんでしたねぇ…

ただし、職人技なのは本当であり、究めることができれば一生食べるに困らないことも確かでしょう。

僕と作業現場そのものが相性最悪だったという事実に目をつぶればですが。

なお、何故僕が作業現場との相性が最悪だったかはこのページを参考にしてほしいです。そういうことです。

なお、グラインダーという道具や強い光を発する溶接を使用するため、更に相性が最悪だったのが判明するのはまたあとの話…



という訳でこの地獄から抜け出せるのか!?不定期でシリーズにしていく予定です。



またお会いしましょう、わーぐでした。
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